これが我らの誇りだ!天皇杯決勝、川崎フロンターレコレオの意味

    元日に行われた天皇杯決勝戦。
    惜しくも敗れ、準優勝となってしまったが、1st,2nd共にシーズン通して優勝争いができたこと。
    そして天皇杯決勝まで進んできたことは、サポーターにとって誇りであり、クラブ・サポーターにとっても素晴らしい経験になったことでしょう。

    なによりも我々サポーターは2016年、本当に楽しませてもらいました。
    勝利のあとに楽しみがあるのではなく、クラブとサポーターが一丸となり、街を盛り上げ、試合を盛り上げ、それらを楽しんで。
    そしてその楽しみの先にシーズンの優勝争いや天皇杯決勝があった事はサポーターにしかわからない事かもしれません。

    さて、そんな天皇杯決勝で川崎フロンターレが見せたコレオに賛否の声が上がっております。

    フロンターレが掲げた賀正のコレオ

    私もあのコレオを見た時は、おもわずニヤリと笑みがこぼれましたよ。
    やるなフロンターレ! さすがだよ!

    そんな賀正コレオに他クラブのサポーター達からは

    「あんなのだから優勝できないんだ」
    「あれじゃ選手のやる気もなくなる」

    そんな声も聞こえてきました。

    でもこのコレオには深い深いメッセージがあるのではないかと思います。

    川崎フロンターレは日本一サポーターや地域との繋がりを大切にするクラブです。
    試合に関係無く、一年を通して町中で活躍するマスコット達は、街頭募金やサポートショップ周り等に大忙し。そのスケジュールは売れっ子アイドル並みです。
    そして、どんなに疲れていても嫌な顔をせず町内のイベントに参加してくれる選手達。

    あの大久保でさえ、移籍した直後からバナナを頭にかぶり、地域を盛り上げてくれたのですからね。

    そして、川崎フロンターレは東北震災以来「Mind-1ニッポン」プロジェクトとして、毎年様々なイベントを通して被災地への復興支援活動を続けています。
    募金活動は一年を通して行われていて、溝の口や武蔵小杉等行くと、ふろん太や選手たちが募金箱を持っているのをよく目にします。試合の翌日でもです。
    6年経った今でもその活動は、さらに熱を増し続けているのです。
    仙台戦では、試合の翌日にも選手全員が参加するイベントがありますし、被災に合われた方たちは、サッカーを見たことが無かったお年寄りまで等々力にも足を運んでくれます。

    また、2016年は熊本震災もありました。他にも天災は多くありましたね。

    川崎フロンターレは、サポーターだけでなく、決勝の地である吹田にこれなかった人、応援してくれるサポーターだけでなく、日本中の人達に、楽しいお正月をと心を込めて新年の挨拶をしたかったのだと思います。

    でもですね、これが元日でなくてもフロンターレなら 宇宙へ!とかゴジラ!とか、そういうユーモアのあるコレオを作っていたんじゃないかなと思います。

    だって、川崎フロンターレの広報やサポーター達って、人を楽しませる事、自分が楽しむ事しか考えていないのですから。

    私がフロンターレサポーターをやめられない(やめる気はないですが)最大の理由は、楽しいからです。
    勝てばそれは喜びになりますが、たとえ負けても、なんかクスッと笑ってしまうようなこともあります。

    だからシルバーコレクターだって? 

    そうです。サポーターがフロンターレを応援する喜びと楽しみがあるからシルバーを取れる強いチームへと成長したのです。
    これからもフロンターレは全力でサポーター・町の人々・被災地の人々を楽しませてくれるでしょう。
    そして、我々はもっとフロンターレを応援したくなり、それが選手たちの力になるのです。

    シルバー上等 立派だよ! 
    でもその先には必ず優勝があることを信じ続けて、今年も日本のJリーグ57の、どのクラブサポーターよりも楽しむ事をここに宣言します

    今年も宜しくお願いいたします。

    • コメント: 3

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    コメント

      • 匿名
      • 2017年 1月 07日 12:22pm

      初めまして、大分在住のフロンターレサポです。いつも、色んなフロンターレの選手のブログなどを見ながら「等々力行ってみたいなぁ!」と思ってます。試合はもちろん、コラボイベント、それ以外にも復興支援活動やエコラシコ、おフロンターレなど、選手たちが積極的に参加している様々な活動があって、川崎に住んでみたいとさえ思います。川崎近郊に住んでいて等々力でフロンターレを応援できる方々が本当にうらやましいです!
      確かに今回もタイトルは獲れませんでしたが、サポーターをより身近に
      感じるからこそ、選手たちもサポの期待に応えようと必死に「勝つんだ!!」と戦いましたし、サポーターも必死に声を出して応援してました。優斗がインスタにあげてましたよね。
      だから、あの「賀正」を見てモチベーションを下げるような選手はフロンターレには一人もいなかったと思います!!むしろ、モチベーションは断然上がったと思います。
      フロンターレというチームは良い意味で欲張りなんでしょうね。見ていて楽しい攻撃サッカーをしつつ、タイトルも獲りたい。でも、イベントでは楽しみたいし、楽しませたい。支援活動もしたい。イイと思います、夢があって!私もほんの片足くらいでしかないですが、その夢に乗っからせてもらいます!これからも共にフロンターレを応援し続けましょう!!
      長文で失礼しました。

      • 匿名
      • 2017年 1月 06日 6:51pm

      選手が喪章つけて賀正とはギャグですか?

      • 匿名
      • 2017年 1月 04日 8:31am

      でも逆にどんなコレオだったらみんな納得したんでしょうね。
      天皇杯をコレオにすればよかったのでしょうか?

      別に非難されるようなことではないかと思ったんですけどね…

      ただ、負けは負けですね。
      今年も地域密着で、愛されるクラブであり続けましょう!

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