スフィアの羽根を聴きながら。川崎F、CS準決勝で敗れた夜。

2016年Jリーグ明治安田生命チャンピオンシップ準決勝が等々力競技場で行われた。
結果として川崎フロンターレは鹿島アントラーズに敗れ、またしてもフロンターレと、そのサポーターは辛酸を舐めることとなってしまった。

試合の内容は、予想通り1点を争う息詰まる試合だった。
負けた原因が、ちょっとした運の無さなのか、セルジオ越後が言う「勝つ文化」が無かったのかは、私が評論家ではないのでここでは置いておこう。
いや、そこに触れる気力が今は無いというのが正直な心境かもしれない。

試合が終わって呆然とし、天皇杯が残っているものの、Jリーグのシーズンはこれで終わったと思ったら、一年の疲れがどっと出た。

不思議と、悲しみは無く、むしろ「よくぞここまで戦った」と選手たちを褒めてやりたい気持ちでいたが、やはりTwitterを見ると、厳しい声も多々あり、どれも正論であり、みんながこのクラブを愛しているのが伝わってきた。

しばらくしてから、選手や監督のインタビューをネットニュースで見て、彼らの無念さを知ったとき、目頭が熱くなった。

僕が好きな川崎フロンターレと、そのサポーター達が悲しんでいる。

「悔しい。もう1回、決勝でやりたかった。このチームで最後、優勝したかったし、監督を胴上げしたかった」
大久保嘉人

「結果がすべてなので……。ちょっと今は喪失感が大きすぎてコメントが出てこないです」
中村憲剛

そして数日前にNHKのサタデースポーツで中村憲剛のインタビュー(ソフィアの羽根について)が放送されたのを思い出した。

いまこそ、あの歌を聴く時ではないだろうか。

20周年で、優勝へかける気持ちが強かった2016年。でもこれが始まりだと思い、これからも大好きなフロンターレを応援しようと改めて思わせてくれた夜として心に刻もう。

スフィアの羽根

中村憲剛と十年来の友人であるスキマスイッチ(常田真太郎)が憲剛の為に書いた曲。
中村憲剛は、この曲に何度も救われたと語る。

16112304

16112302

16112303

輝く空の青を丸めた背中に纏い
ただ、上へ 僕はまだ始まってない
スタートだろ?

ARVE Error: Mode: lazyload not available (ARVE Pro not active?), switching to normal mode

Amazon:スフィアの羽根
Amazon:夕風ブレンド(アルバム)
Itunes:夕風ブレンド

小林悠・大島僚太のチャンピオンシップ(CS)出場は微妙な状態。

川崎フロンターレ 大宮MF家長をリストアップ C大阪・G大阪と争奪戦へ?

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

関連記事

  1. 過密日程の中、札幌に勝ち連勝を決めた川崎フロンタ…

    すっかり日本の夏の定番となってしまったゲリラ豪雨が続く8月。特に今年のフ…

  2. 2020年ユニフォーム、エンブレムはラバープリン…

    我家にも先日今年のユニフォームが届き、いよいよリーグ開幕に向かってテンション…

  3. 近未来のサッカー観戦!? VR動画でサッカーを見…

    PLAYSTATIONがVRを発売するというニュースから、一気にVR市場が加…

  4. 車で等々力競技場へ行くサポーターへ、気を付けて頂…

    スタジアムを訪れるサポーターの中には車で来場する方も沢山いますね。駐車場…

  5. 大島僚太の離脱から生まれる控え選手のチャンス

    前節神戸戦にて怪我により退場した大島僚太は、左太ももの肉離れにより2ケ月の離…

  6. 高揚感に浸るルヴァンカップ決勝前夜に思う事

    今年の元日天皇杯決勝から10ケ月と数日。あの高揚感・緊張感を再び味わう事…

  7. ACL敗戦のショックは忘れられないのに昨晩食べた…

    人間の記憶程 いいかげんなものはない。あれほど打ちひしがれたACL敗…

  8. 中村憲剛引退セレモニーに思う「長嶋茂雄と中村憲剛…

    いつまでもあると思うな親と金。憲剛の引退発表のとき、この言葉を思い出しま…

PAGE TOP