昭和に許されたリーダーの在り方は、現代社会では通用しない事が多いです。
顕著な例としては、リーダーから部下への叱責の仕方。
私が子供の頃は、学校の先生から何かあれば「歯をくいしばれ」と言われ、パチンと頬を叩かれたものです。
今は暴力は許されませんし、暴言も事と次第によっては訴えられるという世の中です。
それでも昔も今も変わらない、素晴らしいリーダーの特徴としては、そんな叱責の中にも愛情があるということです。
私の好きな、上司の在り方としてこんな言葉があります
山本五十六
さて、サッカー界にも様々なリーダーがいます。
チームのキャプテンや監督、他にも沢山のセクションに、それぞれリーダーがいるわけです。やっぱり中村憲剛のキャプテンシーは素晴らしいものがあります。
そして我々サポーターにも応援団のリーダーが存在します。
リーダーの在り方で組織は大きく変ります。
逆を言えば、部下がしっかりしていても、リーダーがお粗末ならば、組織は衰退していくことでしょう。
そして人は、誰もがリーダーである時があります。
必ずしも組織のトップでなくても、例えば犬を飼っていれば、犬にとって貴方はリーダーですし、親であったり、兄であったり、全ての人に当てはまることかもしれません。
さて、今回は、そんな駄目なリーダーの特徴をあげてみようと思います。
良いリーダーになる為にはとも受け取ってみてください。私も自分への戒めとしたいと思います。
目次
相手によって態度を変える
自分より立場が上の人には媚び、そうでない場合は横柄な態度を取る。
上手く利用できそうな人材は側ににおき、それ以外の部下は遠ざけ、自分の保身を第一に考えて周囲との付き合い方を変える傾向がある。
一見優しさや寛大さを見せる場合、大抵裏があり、全ては自分の保身の為、自分を良く見せたいという気持ちの表れである場合が多い。
叱り方が下手くそ
駄目なリーダーは、部下の状況や立場を考えず、感情的な叱り方をしてしまいます。
時と場所を弁える事無く、人前でも平気で怒鳴り散らします。
感情的に叱られた部下は、納得できず、次第に恨みが生まれ、リーダーを敵視し、陰口を叩くばかりか、裏切り行為にでてしまう。
他人に無関心
駄目なリーダーの部下との会話はもっぱら仕事の話。
いわゆる「ほうれん草」を密に行うことを良しとし、そこに快感を得る。
基本的に本来の人間関係を構築できない為、部下との関係は平明的なものになり、部下はリーダーに相談等せずに組織を去っていく。
部下の進言を聞かない
駄目なリーダーは部下の進言を聞かない。
部下の承認欲求を満たしてやれないばかりか、共感もせず、否定から入り、自分の考えを押し付ける。
部下の進言を聞くことは、自分のプライドが許さず、キレる事によって収める場合もある。
「俺の言うとおりにしていれば良い」という決め台詞を持っているのが特徴である。
次第に部下は、リーダーに対してネガティブなイメージを持ち、信用されなくなる。
コミュニケーションが出来ない
駄目なリーダーはコミュニケーションが取れない。
居酒屋で一杯やれば、それが十分なコミュニケーションだと勘違いしているので、何かあればお酒を共にすれば済むと思っている。
いわゆる飲みニケーション勘違いというやつ。
また、そうした場に訪れない部下を人と思わない。
アルコールの無い、冷静な状態でのコミュニケーションが苦手(自分ではそう思っていない)で、人の話を普段から聞かないのでコミュニケーションを取ろうという努力もない。
自分の非を認めない
駄目なリーダーは自分が間違っている場合でもその非を認めない。
非を認める事を恐れ、すなわちそれによってリーダーの立場がなくなると考える。
征服欲の強い人間の典型だが、部下とのコミュニケーションがとれず、次第に組織は崩壊していく。
最悪なのは、その崩壊でさえも自分の非だと思わないから質が悪い。
人に厳しく自分に甘い
駄目なリーダーの典型として「人に厳しく自分には甘い」。
人のミスにはとことん批判するのに、自分の失敗は認めず、正当化する。
まさに極悪人だが、人からの批判にキレやすく、攻撃を強めてくる。
恐怖政治
組織のリーダーならば、部下を叱るときは注意したい。
征服欲の強い駄目なリーダー程、威圧的な態度を取り、部下を恐怖の坩堝に落とし込む。
恐怖を覚えた部下は、その後リーダーの顔色を伺うようになる。
これにより、組織が抱える問題に気付くことなく、駄目リーダーは崩壊へと導いてしまうのだ。
責任逃れをする
駄目なリーダーは組織に問題があった場合、自分の責任逃れを考える。
それでも責任を負わなければならない場合、できるだけ自分が傷を負わない形で責任を取ったふりをする。
その際は、事前に根回しをし、うまく逃れる技に長けている。
その為、誰かを犠牲にしても良いと考える。
結果として、誰からも尊敬されることは無くなる。
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