ポケットの中の1得点 後半75分からのフロンターレの強さと魅力

フロンターレの強さと魅力を語るには要素が沢山あるのだが、特に後半残り15分の戦闘力はリーグ1の強さだ。

全く異なるスポーツだが、筆者は昔好きだったF1ドライバー アイルトン・セナを思い出した。

「ポケットの中の1秒」

どんな非力なマシーンでも予選残り僅かなタイムアタックであっさり逆転してポールポジションを獲得してしまうセナに当時のクルーが言った言葉だ。

今年のフロンターレは、「あー今日は負けか」 「頼むこのまま同点で終わってくれ!」というような筆者の心の叫びを裏切って、誰もがピッチで疲れきった時間帯残り15分以降にゴールを決めるのである。

まさにポケットの中の1得点。

川崎劇場とはこの事。
さらに凄いのは失点が1(14節終了時)という事。75分過ぎの失点は第2節の湘南戦のみなのだ。

後半75分以降の得点(14節終了時点)

第1節 広島戦 小林 悠 84分 決勝ゴール
第2節 湘南戦 森本 貴幸 90+1分 同点ゴール
第3節 名古屋戦 大久保 嘉人 75分
第3節 名古屋戦 中村 憲剛 84分 決勝ゴール
第4節 甲府戦 田坂 祐介 87分
第6節 鳥栖戦 大久保 嘉人 90+4分 決勝ゴール
第7節 FC東京戦 大久保 嘉人 77分
第7節 FC東京戦 小林 悠 81分 決勝ゴール
第7節 FC東京戦 エウシーニョ 90+2分
第12節 神戸戦 エウシーニョ 90分
第14節 磐田戦 オウンゴール 88分 決勝ゴール

アディショナルタイム残り0秒で決めた大久保嘉人奇跡のゴール


中でも強烈に記憶に残っているのは第6節鳥栖戦での決勝ゴールだ。
時間は後半90分。鳥栖のCKから始まる。この時点でのスコアは0-0。
筆者は「頼む!このまま同点で終わってくれ!」そう願っていました。

アディショナルタイムは3分。

後半91分30秒 大久保がゴールを決めるも無情にオフサイド。

誰もがこのまま終わると思いきや。

この先は動画で是非見て この興奮を味わって欲しいです。
もちろん見た人は 再びあの感動を。

私はこの試合Gゾーンから見ていたのですが、帰り道(徒歩で帰ります)ずーっと「ヨシト オオクボ! ゴーオーールをうばえ!♪」と口ずさんでいました。

フロンターレのサッカーは面白いのだ。

川崎フロンターレ×ジュビロ磐田 1対0で暫定首位キープ J1リーグ 1st 第14節ハイライト

ハーフタイムの一服はアイコス(iQOS)で

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

関連記事

  1. サッカーの(フロンターレ)選手からサインをもらう…

    サッカークラブのサポーターになり、ユニフォームを買うと、スタジアム内でユニフ…

  2. 過密日程の中、札幌に勝ち連勝を決めた川崎フロンタ…

    すっかり日本の夏の定番となってしまったゲリラ豪雨が続く8月。特に今年のフ…

  3. 「サポーターの皆様のフェアプレーも大事です」フェ…

    先日、横浜アリーナにて開催された2017年Jリーグアウォーズ。多くの賞を…

  4. 大好きな選手が移籍(退団)していく悲しみを癒やし…

    今年も優勝し連覇を果たした川崎フロンターレ。喜びも束の間、シーズンが終わ…

  5. フロサポは最高だよ。写真を見ながら2019シーズ…

    リーグ戦も終わり、今年はマリノスの優勝。考えてみればFC東京もマリノスも…

  6. ロシアW杯まで3ケ月。中村憲剛のサプライズ代表復…

    ロシアW杯まで残り3ケ月となった段階で、ベルギー遠征での日本代表の戦いっぷり…

  7. 今年最後の等々力競技場、U-18が等々力劇場で締…

    人もまばらな等々力競技場。この日は、高円宮杯U-18サッカーリーグ201…

  8. 走る家長は、走るゾンビより怖い!川崎F、ACL準…

    ACLベスト4進出を掛けた準々決勝1legは、川崎フロンターレのホーム等々力…

PAGE TOP