ロシアW杯まで残り3ケ月となった段階で、ベルギー遠征での日本代表の戦いっぷり(1分1敗)にはがっかりした人も多いだろう。
ハリルホジッチ監督の去年あたりから始まった新たな代表選手探しの旅は、W杯目前にしても定まらず、小さな連携ミスから失点に繋がるシーンが見られる。
新たな発見として中島翔也の存在等は収穫があったものの、
ウクライナ戦では、マリ戦で負傷退場した、今ではハリルのお気に入り大島僚太の存在が改めて大きく感じさせられた。
DFからの単調な縦のロングパスも無用の長物に感じたし、長谷部がボールを持っても、出すところが無く、僚太がいれば、また変わってきていただろうという思いは、ハリル監督も同じだったのかもしれない。
ハリルの戦術としては、縦に速いサッカー、最短でゴールを撃てるパス回し等だろうが、ワンタッチでバイタルにボールを繋ぐことのできる大島僚太の不在は大きかった。
高まる中村憲剛代表復帰待望論
ここにきて、再び中村憲剛待望論が高まっている。
今の代表にあって、トップ下に憲剛は大きな武器になるはずだし、もちろんボランチも出来る。
何よりも川崎の37歳はまだまだ元気なのだ。
憲剛はロシアW杯について
中村憲剛@東スポ
と語っているが、憲剛の代表復帰を願う声は日増しに増えている。
中村憲剛@東スポ
ハリルホジッチ監督も、これまで代表発表記者会見や試合後のインタビューなどで、度々憲剛の名前をあげている。
特に昨年末のE-1選手権の試合後には、憲剛に触れている。
「年齢に関わらずいいプレーを見せている」
「中村憲剛を除けばベストメンバーだった」
「中村憲剛を入れることもできた」
と憲剛に対する未練が残っているかのように見えた。
考えてみれば、中村憲剛、川崎フロンターレの長老は、2014年のザックJAPAN構想外の時からいつでも出れる状態にいるという事は改めて凄いことである。
過去記事:「昨日は朝4時まで眠れませんでした。」中村憲剛のあの言葉を忘れない
5月30日のガーナ戦、そして5月31日の代表発表。
ワールドカップの代表選出にサプライズはつきものだ。
ロシアW杯でのサプライズがあるのなら、憲剛にワンチャンあるのではないか。
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