ブーイングはサッカーの華と思っていて、悪い事ではないと思っていますが、何かとその対象になる家本政明(44)主審。
23歳の時に全国最年少で1級審判員を取得したエリート審判。
2002年からJ1の主審を務め、若いころには色々と問題もあったことから、古いサッカーファンの中では未だに悪いイメージが付いてしまっているのですよね。
フロンターレとも昔因縁のジャッジを巡る争い(2005年の浦和戦・大分戦)があって、数年前までは主審が家本さんと発表されるとスタジアムではブーイングで迎えたものでした。
私は家本さんを進化し続ける主審だと思っています。迷いなくイエローを出すイメージですが、去年はとてもイエローが少なったのですよね。
注目されるビッグゲームの笛を吹くことが多い主審ですし、その中で色々と話題にはなりますが、基本的に正義の人だと思っています。信念というか筋の通ったジャッジは個人的に好きですし、安心感があります。
家本さんが出したレッドカードは去年3枚(J2を入れると4枚)でした。そのうちの1枚がルヴァン仙台戦で奈良ちゃんがもらった事を付け加えておきます(汗
現在家本さんが主審の試合は11連勝中
ここ数年家本さんが主審の時は負け知らず。密かにSNSでも話題になっています。
去年の奈良ちゃんがレッド退場となったルヴァンカップでの仙台戦、そして最終節の優勝を決めた大宮戦等は生涯忘れることのできない試合になりました。
2014/09/23 | 大宮戦(A)3-1 |
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2015/10/04 | G大阪戦(H)5-3 |
2016/05/14 | 神戸戦(H)3-1 |
2016/07/02 | 仙台戦(A)3-0 |
2016/07/30 | 湘南戦(A)3-2 |
2016/09/25 | 横浜FM(H)3-2 |
2017/07/05 | 浦和戦(H)4-1 |
2017/08/09 | 新潟戦(A)2-0 |
2017/10/08(ルヴァン杯) | 仙台(H)3-1 |
2017/12/02 | 大宮戦(H)5-0 |
2018/03/18 | 名古屋戦(A)1-0 |
実はホームゲームだと一度も負けていない
家本さんがフロンターレの試合で主審を務めたのは32試合。
21勝5分6敗となっています。
ホームゲームだけで見ますと、12勝2分と、一度も負けていないのですね。
この数字を知ったら、もう等々力でブーイングをするフロサポはいなくなるのではないかと思うくらいの相性の良さなのです。
選手たちがリスペクトする
サポーターからは色々と言われる家本さんですが、フロンターレの選手だけでなく、家本さんをリスペクトするサッカー選手は多いです。
試合に対する準備も怠りませんし、体型を見ても、日々のトレーニングを欠かせていないという事が分かります。
また、勉強家でもありますし、主審を引退しても将来のJリーグを担う人物なのだろうと思います。
冒頭にも書きましたがブーイングはサッカーの華。でも人格を否定したり、生活を脅かすような脅迫めいたSNSへの書き込み等は間違っています。
これからも家本さんだけでなく、主審のジャッジに泣かされる事もあるでしょう。
それでも、これはこれ、それはそれと、主審へのリスペクトを忘れてはいけない気がします。
家本政明@TAMAJUN Journal
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