明治安田生命J1リーグ第三節は、川崎フロンターレ×ガンバ大阪戦がホーム等々力にて開催されました。
メルボルン戦でPKを献上してしまった奈良ちゃんはベンチ入りせず、怪我明けのエドゥもベンチスタート。
この日のCBには車屋紳太郎が入りました。
今季ホーム初勝利となる、2-0と完封勝利し、完封勝利をおさめた試合のみに贈られる「スーパーセキュリティ賞」も受賞した車屋先生。
本職のCBの代わりという応急処置的な起用でしたが、まさにスーパーセキュリティ。見事に期待に応えてくれました。
車屋が見せたブブンブン
ガンバにしてみれば、本調子では無いながらも、個の能力の高い選手が揃っているなか、どんな形でも良いから得点を上げたかったでしょう。
CBに入った車屋は、持ち前のスピードを活かしたカバーリングが冴え、谷口・車屋の最終ラインは前半ガンバにシュートを1本も打たせませんでした。
今日はサイドバックからドリブルで切り込むブブンブンスタイルが見れないのかと思っていましたが、CBでもスピードを活かしたプレイを随所で見せてくれるなんて流石でしたね。
もちろん体を張ったDFもいつも通り。
奈良ちゃんやエドゥもDFは上手いですし、2016・2017年の成績は、ソンリョンを含めた彼らの加入が大きかったのは事実ですが、この日、車屋がCBに入ることで、ここ数試合の課題であったビルドアップという点においても安心して見ることができました。
というか、やっぱりパスが上手いなと、CBとに入ることで改めて感じさせてくれました。
「気を抜かずに試合に入ったし、90分を通して集中が切れなかった」
車屋紳太郎
車屋のメルボルン戦でのプレイにハリルホジッチ監督は、まだまだと辛口でしたが、この日の試合を見れば見る目が変わったかもしれないですね。
ベルギー遠征に臨む日本代表は15日。リーグ中断期間もありますし、フロンターレから沢山入って欲しいところです。
エドゥアルド・ネットの先制点
前の試合あたりから調子が上向きと感じていましたが、この日のネットも良かったですね。
ディフェンシブな位置の方が味が出ますが、セットプレーから決めた先制点からは、ラインを上げ気味でしたが、全体的に守備への切り替えが上手くいっていたので、問題ありませんでした。
過密日程の中ですが、球際の激しさや、守備への切り替えでも十分にエキサイティングな試合を見せてくれたと思います。
あと最後に出てきた長谷川。さすがでした。これは是非DAZNで見て欲しい。
阿部浩之
待望の家長ゴール
去年後半あたりから、守備への意識が強くなりすぎた感があった家長昭博。
持ち前のフィジカルの強さで、十分魅力的なプレイを見せてくれるのですが、やっぱりゴールシーンが見たかった。
この日は、欲しかった追加点を右足で決める技アリのシュートを見せてくれました。
今季9得点(ACL含む)で9人が得点しているというのも、どこからでも点の取れるフロンターレらしくて良いです。
得点は、阿部ちゃんが僕を見ていたかはわからないけど、でもカウンターになった時に僕もフリーだった、もう一人ぐらいいた。
たまたま僕に出してくれたので、よく見ていてくれたなと思う。
右足のシュートはペナルティに入ってからは迷わずという感じだった。勝つことが一番大事だし、内容というのは正直僕ら的にはどうでもいい部分もあるので、それが一番大事。良かったと思う。
家長昭博@フロンターレ公式
あとは、阿部ちゃんと悠の決定機での制度が上がってくれば頼もしいところです。
何はともあれ、リーグ戦は18戦負け無し。あまりそういう数字は気にしたくないですが、3試合で2勝1分けは、コンディションを考えれば十分でしょう。
次は名古屋、行けないけど楽しみだなぁ。
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