フロンターレ連覇へ王手。できれば関東で決めてもらいたい?(贅沢な悩み)

    明治安田生命J1リーグ第31節で川崎フロンターレはホーム等々力で柏レイソルを3-0で下し、この日敗れた広島に対して勝ち点7差を付けました。
    これにより次節勝てば広島の勝敗に関係なく優勝が決まります。

    いやぁ強いなぁ。というよりも強くなったなぁ。
    勝つよりも負けない(カップ戦除く)チーム作りをした鬼木監督凄い。

    安定した強さ


    パスで崩す攻撃力に加え、昨年からは守備への意識。球際への意識を高めた鬼木フロンターレ。
    今年は前からのプレスにより、ボールを奪われても中盤で取り返しショートカウンターという技も手に入れ、成熟度が増した印象ですね。
    セットプレーによる失点や決定力という課題はあるものの、安定した強さは川崎フロンターレの黄金期を感じさせられる強さです。

    それと選手のインタビューを聞いているとスカウティングという言葉が多く出てきます。
    スカウティングとは、専任スタッフによる対戦相手の分析のことですが、これは試合前の偵察やVTRでの分析に加え、試合中にも行われ、随時監督に報告されていると思うのですが(海外では監督が持つタブレットに情報が出るそう)、フロンターレのスカウティング能力の高さと、それを信頼している選手達の関係性も今の強さにつながっていると思います。

    まず自分たちがやっぱり走っているゲームというのは、走る質にもよるんですけど、走っているゲームというのはすべて勝ってきていると思っている。
    そういう意味で言うと、ラスト2試合ホームしかないので、そういう姿を見せようということで送り出しました。
    それをしっかりとやりきってくれたと思います。

    相手の3バックのところは、前節の山形との自分たちの戦いを見た中でいうと多分スカウティングをした上で当然あり得るかなと。
    今までの他のチームのところも含めて、そういうこともあるだろうなという予測のもと、ずっとトレーニングしてきたので、どっちでも3バックでも4バックでも対応できるようにやってきました。

    鬼木監督@川崎フロンターレ公式より

    この日も3発で快勝


    家長の美しいゴール。憲剛のCKからの谷口彰悟のヘディングゴール。安倍ちゃんのダメ押しとなったループシュート。
    そして新井章太を含めDF陣の奮闘によるクリーンシート。ここ大事。

    フロンターレは今年最も失点の少ないクラブですが、エキサイティングな内容で失点の少ないゲームを作るって難しいのですよね。
    まさに強さを備えたエンターテイメント。
    これが毎試合完売御礼の要因でもありますね。

    セットプレーは相手の立ち位置を見てチャンスだと思っていたし、現に点を取ることができた。個人的にもひさびさに取れてホッとしている。ケンゴさん(中村憲剛)から素晴らしいボールが来たので、あとは自分がしっかり合わせるだけだった。前節神戸戦、天皇杯山形戦と失点がかさんでいたので、修正した成果を結果として見せたかった。

    谷口彰悟

    前回自分が出場したリーグ戦で結果がついてこなかったので、しっかり勝つことだけを考えていた。先制点をとったらウチは強い。みんな生き生きとやってくれる。切り替えも早くなるし、ああいうサッカーになる。少ないピンチをおさえていこうと思っていた。
    自分はいつ出番が来るかはわからないが、いつでも出られるよう準備をしている。

    新井章太

    自分たちらしさを出せたゲームだったと思う。準備してきたことを丹念にやる。その結果、勝てた。この時期は内容以上に結果が大事になる。その目的を果たすことができたし、内容もついてきた。天皇杯山形戦を見て相手が3バックで来るだろうというのがあったので、その対応をしっかりやってきた。そういう意味でも、準備をしてきたことが出せたと思う。

    中村憲剛

    前節神戸戦ではチケットを取れず、DAZN観戦だった私は久しぶりの等々力競技場を満喫できました。
    本当に地元に好きなサッカークラブがあるって素晴らしい。(その為に住んでいるのですが)

    次節アウェイで優勝も。悩ましいフロンターレサポーター

    次節はセレッソ大阪との対戦。アウェイ2連戦ですが、セレッソの次はFC東京なのでフロンターレサポーターにはお馴染みのスタジアム。
    この日の柏戦試合前の段階では、多くのフロサポが味スタで決まるのではと思っていたのではないでしょうか。

    味スタの席も完売ですし、できれば多くのフロンターレサポーターの目の前で優勝の瞬間を見たいものですが、贅沢な悩みですね。
    まだ決まった訳ではないですが、フロンターレが連覇なんて夢のようです。

    柏戦勝利後は、多くのフロンターレサポーターがセレッソ戦のチケットを購入し、大阪遠征を決めた方がたくさんいました。
    今年はセレッソにはゼロックス杯から始まり辛酸を舐めさせられ続きでしたから、スカッと王者の強さを見せたいところでもあります。

    それでも遠征できないサポーターが殆どなわけで、セレッソには勝ちたい!でも優勝は目の前でみたいという意見がSNSでは多く見られました。

    セレッソには一回負けているので、しっかりと勝たないといけない。まだまだ反省点はあるし、もっとよくなる。そしてセレッソに勝てるように準備したい。

    奈良竜樹

    とにかく次、勝って大阪で決めることを考えて準備をしていきたい。

    谷口彰悟

    あと3試合で決めれば良い。気長にやります

    家長昭博

    次も自分たちがやるべきことをやる。偶発的にこの位置にいるわけではない。自分たちのやるべきことに対する自信はある。優勝の可能性が出てきていろいろ注目されるが、プレッシャーをいい意味での力に変えたい。自分たちが勝つためにやるべきことをするだけ。

    中村憲剛

    ホームで優勝を決めたいが、早く決まるに越したことはない。勝って決めたい。

    知念慶

    当然選手はこれからプレッシャーがあるでしょうけど、そういうものをしっかり受け止めながら、楽しみながら戦ってくれればいいなと思っています。

    鬼木監督

    @川崎フロンターレ公式より

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    フォト55枚 J1リーグ2018 第31節  川崎フロンターレ×柏レイソル

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