平日のカップ戦。準決勝にもなると、だいぶ席も埋まり18000人超えの入場者数でした。
等々力の座席に座り、いつものようにカメラを取り出すとスイッチが入らない!!??
あ、バッテリー充電したまま忘れてきた。
取りに帰るのも面倒なので、この日は観戦に集中することにしました。
なので久しぶりに写真ではなく、文章での更新にすることとしました。
守田初ゴールでチャント解禁
試合は開始早々鹿島が先制ゴールを奪うも、27分良い時間帯で守田が決めてくれた。
守田は念願の初ゴールを決め、「ゴールを決めたら個人チャント解禁」となっていたのが、後半にはさっそくお披露目された。
すごいぞ華族さすがだ。ちなみにチャントの良し悪しについては触れずにおこう。
今年は2年めのジンクスに悩まされ、本人の不注意によりクラブからペナルティも課されられ苦いシーズンになった。
それでも、ここ数試合は復調の兆しを見せ、中盤でボールを集め回している姿は、ここまでの元気のなかった様子と一変して2年目のジンクスこれで終わり!ってな感じでしたし、何よりも初ゴールを決めたことで、ますます乗っていけるのではないでしょうか。
ここまで田中碧や下田北斗の台頭により、大島僚太不在でも中々守田の出番は回ってこなかった。
守田の復調、大島僚太の復帰と、これで鬼木監督は毎試合ボランチ選手選びに頭を抱えるのではないだろうか。
でも、点を決めたことで僕自身もチームも良いきっかけになって、チャレンジする機会が増えた。
それが相手に恐怖心を与えたので、トータル的に良かったと思う。
サイドバックを経験して、それで得点の匂いがしていたし、それを生かすことが出来た。
得点を決めた時はそこまで喜べるものでもなかった。試合に勝って初めて、自分自身のゴールがきっかけになって逆転できたので喜べた。
守田英正@川崎フロンターレ公式より
帰ってきた若大将 大島僚太の凄み
この日発表されたスタメン。ベンチに大島僚太の名前が。
帰ってきたか。静かに喜びを噛み締めたが、前半馬渡の負傷により交代カードを1枚切った時点で大島僚太の出番があるか無いかは懐疑的に考えていました。
長谷川に変わって阿部ちゃん。あとはいつもの流れならダミアンを悠か知念にというところ。
しかし79分。下田に変わり大島僚太がピッチに入ります。(鬼木監督ありがとう)
普通ならば、待ちに待った大島僚太の登場にスタジアムは沸くのかと思いきや。
思いっきり愛情のこもった割れんばかりの拍手が等々力を包みました。
愛だよ。これ愛だよね。
思わずその光景に涙ぐみ、「僚太よ、何度でも立ち上がれ!俺たちがいるから。」などと意味不明なことを心で叫びました。
ここまでスコアは同点。
家長は家長昭博らしく、フィジカルモンスターでボールを保持し起点となっています。
守田が中心となり、パスもよく回っていたし、球際の激しい鹿島相手にボールを渡すことなくキープ力も抜群だったものの、あと1本のパスが出ない。崩しきれない。
そんな中での大島僚太の登場。
すぐに流れは変わりました。
僚太らしい、ドキッとするような角度のパス。
ボールはペナルティエリアへ行くようになります。
そして僚太投入からわずか3分。
阿倍ちゃんの動きを見逃さない僚太は激アツな縦パスを出すと、阿部ちゃんのパスを脇阪がゴール。
これで逆転。
この時の等々力競技場の「ウワーーーッ!」って感じの湧き方は久しぶりで感激しました。
更に3分後、CKからの流れで阿部ちゃんが駄目オシのゴールで完全にお祭りモード。
3ケ月ぶりの出場となった大島僚太。
いやーものが違う。
ここまでボランチの留守を守ってくれた田中碧、下田北斗、守田英正と皆良いプレーを見せてくれたが、この日の大島僚太を見て、更にモチベーションは高まったはず。
数年前では考えられなかったボランチの充実度は、いまではJリーグ1ではないか。
アベちゃん(阿部浩之)が動いていたのは見えた。
途中からだったので、無理しすぎずに、がむしゃらにやる。難しいが、そういう感覚だった。
大島僚太@川崎フロンターレ公式より
それにしても、やっぱりフロンターレのサッカーは楽しい!
等々力で感じたこの感じ。帰ってきた!
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