首位鹿島アントラーズを等々力陸上競技場に迎えた22節。
首位直接対決だけに、負ければ大きく優勝争いから遠ざかる大事な一戦でした。
前半のポゼッションは川崎フロンターレが64%と圧倒していたものの、得点を奪えずATへ。
AT+1分。家長のパスを受けた阿部が大島へ流すと、鹿島のオウンゴールを誘い先制点。
鬼木監督の選手起用
この試合、小林悠に変わりスタメンに名を連ねたのは、家長昭博。
前半は家長らしいフィジカルの強さ、ドリブルに加え、ここ数試合フロンターレのサッカーが身体に染み付いたのか、効果的なスプリントも見せ、いい動きをしていました。
前半を1-0とし、後半家長をどのように使うか、とても気になっていました。
サポーターとしては、やはりゴールという形で家長の活躍を見たいという気持ちが大きかったでしょうし、フロンターレの選手やベンチも同じ思いだったでしょう。
途中、トップ下の憲剛が左に入り、ノボリがトップ下に入りました。
選手交代が近いことを感じましたが、ノボリと交代したのはハイネル。
その後も憲剛と小林悠が交代となり、家長を残しました。
後半序盤に阿部のゴールで2点差となった事も大きな要因でしょうが、この日動きの良い家長を最後まで使う選択をした鬼木采配には痺れましたね。
これぞ家長昭博のゴール
試合を通して良い動きを見せた家長。
後半72分。カウンターからボールを運び、悠へのパス&ゴーを見せると、これぞ家長昭博ララララと言わんばかりのビューティフルゴール。
鹿島戦 家長まとめ動画です。2分20秒短縮バージョン #家長昭博 #frontale pic.twitter.com/Ib7snCkpOa
— フロスキ (@frosuki) 2017年8月14日
スタジアムだけでなく、ベンチも大いに沸いた感動的なゴールでした。
これまでの家長の上手さに加え、フロンターレならではの動きが加わった新しい家長昭博の誕生だった気がします。
「パスを受けたときからイメージをしていた。シュートで終わろうと思っていた」
「ここで勝たないと自分は次がない」
「もっと長い時間使ってほしいしモヤモヤした気持ちも持っていた。それを出したかった」
試合後の彼の声からも、気持ちが良く分かるコメントでした。
なによりも首位とのビッグゲームで挙げた追加点。そして勝ち点3。
これで首位鹿島との勝ち点差は4となり、優勝争いに残った貴重なゴールとなりました。
高い!高いぞ谷口彰悟!
今季4得点を挙げている谷口彰悟。この試合はゴールこそありませんでしたが、谷口のボールに合わせる動き・タイミング・高さはJリーグトップクラスになっています。
写真では、まるで、アントラーズのGK曽ヶ端選手が驚いているように見えて面白いショットでした。
他にも、この試合はブラジル人勢が元気でした。特に久しぶりの出場となったハイネルは、やっぱりエキサイティングな選手ですね。
ボールを運ぶことを楽しんでいるようなハイネルは、やはり見ていて楽しい選手です。
これから中3日・2日と続く過密日程ですが、家長の覚醒と、その波に乗っていきたいですね!
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