2点目が欲しかった!等々力ホーム開幕は6年連続のドロー。

    今年、ACLで一度等々力観戦しているが、リーグ戦ホーム開幕は、やはり特別だ。
    平日開催というのが少し残念だと思っていたら、夕方6時前にはフロンパークは人だかり。
    まるで土日の混雑ぶりだから驚いた。
    観客動員も22000人超えと、これまた土日の人気カードと変わらない動員数でびっくり。

    マッチデープログラムも特別版の800円だというのに、僚太と憲剛のカードは売り切れ(フロンパーク)で、嘉人のを買えたが、最初から嘉人狙いだったのでそれは良いとしよう。

    湘南のグッズ販売も好調なようで、キングベル一世のぬいぐるみは完売で買えず。とほほ。

    湘南のサポーターも大勢駆けつけていました。
    個人的に湘南の応援のノリは好きですね。チャントもシンプルだし、中にはジブリの映画で使われていた歌もあってオジサンの私も優しい感じ。

    とにかく今年も等々力にJリーグが帰ってきました。

    開幕戦は南側から観戦


    私の観戦テーマは、とにかく楽しく観戦がしたい。ということです。
    楽しくと言っても、指定席で大人しく観戦しているので、大声出して騒ぐわけでもないのですが、勝敗に一喜一憂しながらも、勝てば喜び、負けても良い試合ならば「惜しかった、いい試合だったな。」等とニヤケ、大敗を喫しても「こんな日もあるさ」と唇を噛みながら府中街道を歩くのである。

    この日は、残念ながら引分けだったが、肩を落とすほどの内容ではなかったし、去年もホーム開幕は引き分け(実は6年連続引分け)だったのだから、勝ち点1は最悪のホーム開幕では無かった。

    開幕戦、何年かぶりに南側の指定から観戦してみたら、今まで見た事のない景色で新鮮だった。
    いつもは北側で、前半は右サイドバック(エウソン)が目の前に。後半は、左ハーフ(家長や阿部ちゃん等)が目の前に来るのだが、南側に座る事で、前半は右ハーフ(小林悠や家長)、後半は左サイドバック(車屋)の選手が目の前に来るのだ。

    南側の指定席は、アウェイのサポーターも座っているから、応援が色々で、それもまた時に楽しく、時に苛立つ。
    とにかくたまには南側も良いものだ。
    今年は、南側からの観戦が増えそうな気がします。

    4点連続のヘディングゴール


    湘南との試合は、打ち合いになるだろうと予想をしていたが、この日の湘南は、2016年までとは違う固い守りだった。守備もコンパクトだったし、GK秋元選手も良かった。
    昇格組は開幕直後は強いイメージだが、今年は特に湘南・名古屋と手ごわそうである。

    フロンターレは、後半に小林悠のヘディングで1点先制したが、この日はこの1点止まり。
    開幕に3点あげているが、これもヘディングと、4点連続ヘディングでの得点となった。
    これは偶然か必然か、やはりボックス内でのボール運びが上手くいっていない為に、サイドからクロスを上げてヘディングという形になってしまっているのかもしれない。

    去年は、うまく点が取れない時に、こうした攻撃が良く見られたが、得点に至らないケースが多かった事を考えれば、2試合で4ヘディングゴールというのは、ある意味凄いことかもしれない。
    決定機での精度が上がってくれば、去年以上の強いフロンターレが帰ってくるだろと期待したいところだ。

    -最後の精度に関して-
    戻ってくるとかではなく積極性の部分。例えば、スルーパスにしても、クロスにしても、チャンスのときのそれを逃すかどうかというところ。そこの判断をどれくらい的確にできるか。最後の精度のところはトレーニングを積み重ねていくだけで、そこは改善というか、しっかり進んでいきたいところではあります。
    鬼木監督@フロンターレ公式

    知念慶2試合連続のスタメン


    余程鬼木監督から気に入られたのか、知念が2試合連続のスタメンとなった。
    開幕戦でも良い動きをしていたし、何よりもセンスがあって頼もしいが、現段階での知念の使い道として、阿部ちゃんや嘉人をベンチに入れてまでスタメンとして起用するべきかは、議論の分かれるところである。

    阿部ちゃんは試合を通してゲームメイクをする力があり、嘉人は途中からでも力を発揮できるスキルはあっても、年齢的に瞬発力に掛けた部分もある。

    何よりも、この湘南戦のように2点目が欲しかった試合ならば、残り15分で投入できる選手の選択肢には、阿部ちゃんや嘉人よりも、知念の方が適任だと思ってしまった。

    もしも知念をスタメンとして使うのならば、後半15分でなく、後半開始から阿部ちゃんや嘉人を使って欲しいところだが、そんな贅沢なカードの切り方は難しいのだろう。

    理想としては、阿部ちゃん(もしくわ嘉人)ありで先制。知念投入で引き離す。
    知念が将来のエース候補なのは疑いようのない事実だが、時勢を見ながら使い分けるのは鬼木監督が試合中にボードをいじるよりも難しいことなのだろう。
    これだけ豪華な選手を揃えてしまったのだから、こういう私のような意見が出てもおかしくはない。

    そして、こんな事を考えるのもサッカーの楽しみかたの1つなのである。

    あ、学もいるんだった。

    その他の写真はこちら

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    フォト73枚 J1リーグ2018 第2節  川崎フロンターレ×湘南ベルマーレ

    グループリーグ突破黄信号も、楽しむ事を忘れてはいけない。

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