過密日程の中、札幌に勝ち連勝を決めた川崎フロンターレ、今後の日程から見えるもの。

    すっかり日本の夏の定番となってしまったゲリラ豪雨が続く8月。
    特に今年のフロンターレの試合は雨が多いですね。雨はとても憂鬱です。

    特に等々力競技場は雨が降ると濡れる座席が多い為、コンコースは大変な事になるのですよね。
    まぁそれも等々力競技場の良さでもあったりしますが。(笑)
    ※ 高湿度では、だるさや疲れも出やすくなりますから。サポーターの皆様も十分ご自愛ください。

    8月19日に行われた等々力陸上競技場の空にも雷が光り、同日開催予定だった多摩川・川崎の花火大会も中止になってしまいました。
    この日の試合も開催が心配されましたが、札幌戦は予定通り行われました。(安堵)

    フロンターレとしては、夏の過密日程の中、8月の序盤をどのように戦うか、そして勝ち点を拾うかは、今後の優勝戦線に残る上でも重要なポイントでした。
    8月の初戦、ホームで迎えたFC東京戦をドローとしたものの、その後、3連勝とした事は、とても重要な意味があります。
    首位鹿島との勝ち点差は4です。

    今年もあと11節を残すのみ。優勝へ向けて応援するのみですが、出来れば優位に争いたい。
    そんな自分勝手な事を考えてみました。

    首位はつらいよ


    昨年、フロンターレは1st 2ndともに、大半を首位で過ごしてきました。
    私は個人的に、こんなに、しんどいシーズンは無いなと毎試合トーナメントのような気分で応援していました。
    そう。首位はついらいのです。
    サッカーは、毎節順位が大きく入れ替わりますから、首位をキープするなんていうのは体力以外にも精神力も削られていくのです。

    そんなメンタル面で考えると、首位の背中が見える位置にいるのは、むしろ好位置とも言えるかもしれません。

    8月・9月の過密日程の中身


    フロンターレとレッズは、まだACLを残していますが、ルヴァンや天皇杯があるのは、鹿島も同じ事。

    フロンターレは、9月末までに残り10試合(ACLを勝つと11試合)ありますが、アウェイが5試合あるものの、
    比較的近場が多く、遠征疲れはそれほど無いかと思います。
    一方鹿島は遠征が多く体力的にはキツイはず。

    どこかの選手が言っていましたが、遠征は試合よりも疲れるらしいですからね。

    日程 対戦相手開催地
    8月23日(水)ACL 準々決勝第1戦浦和レッズ等々力
    8月27日(日)Jリーグ 第24節V甲府中銀スタ
    8月30日(日)ルヴァン 準々決勝第1戦FC東京等々力
    9月3日(日)ルヴァン 準々決勝第2戦FC東京味スタ
    9月9日(土)Jリーグ 第25節横浜FM等々力
    9月13日(水)ACL 準々決勝第2戦浦和レッズ埼スタ
    9月16日(土)Jリーグ 第26節清水アイスタ
    9月20日(水)天皇杯R16清水等々力
    9月23日(土)Jリーグ 第27節神戸ノエスタ
    9月27日(水)※ACL 準決勝第1戦  
    9月30日(土)※Jリーグ 第28節C大阪等々力

    9/27のACLは準決勝に進んだ場合開催
    9/30は10/1に開催の可能性あり

    家長の覚醒から見えるもの


    この記事を書いている8/21現在。
    フロンターレが優勝の可能性があるのはACL・ルヴァンカップ・天皇杯・Jリーグと4つのタイトルがあります。
    ここで重要になってくるのが選手層の厚さですが、家長が覚醒したことによって、この層がグンと厚みを増すことが出来ました。

    前線の選手層を見ただけでも、三好・長谷川・ハイネル・森本がいますし、二枚目から中盤にかけてもノボリ・大塚・森谷・板倉等がいます。
    ネットと僚太のペアは、どちらかが欠けると機能しなくなることもあるので心配ですが、スタメンで起用したとしても、序盤に先制し、後半温存というカードも切れますね。
    ネットは次イエローをもらうと2試合出場出来ないので、そうなると森谷の出番もありそうです。
    ※ハイネルはACLには登録されませんでしたので天皇杯・ルヴァンで暴れて欲しいです。

    DFでも田坂・エドゥ・奈良ちゃんなど、ローテーションで使える選手がいますから、タイトルによって使い分けが可能になります。
    今年序盤のACLを思い起こすと、贅沢な選手起用が可能になるはずです。

    サポーターにとってタイトル争いがはありがたい。


    去年、一年を通して優勝争いをしてきたフロンターレ。
    これはサポーターにとっては、本当にありがたい事です。自分が応援しているクラブが優勝争いをしているのですから、サポーター冥利に尽きるというもの。

    今年は、8月時点で4つのタイトルを狙える位置にいるのです(去年はリーグと天皇杯のみ)
    また、中三日というのは選手にはキツイかもしれませんが、見る側からしてみると、楽しみが増えて嬉しいことです(遠征サポーターにはキツイですが)。
    中には中3日くらいが丁度良いという選手もいるそうで、アスリートってすごいですね。

    なんてったって、観戦だけで私なんかは次の日 腰が痛くて・・・平日開催とかあると、もう一週間疲れが抜けないという。。

    明日は等々力でACLの試合があります。まずは勝って(出来れば完封)、埼スタに繋げたいですね。

    そして12月になった時、いくつかのタイトル(いや贅沢は言わないから1つでも)を手にしていることを夢見て、この過密日程を楽しみたいと思っています。

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