今日は大晦日、毎年思うのは「今年もフロンターレに楽しませてもらったな。」ということです。
悔しい思いも歓喜の瞬間も全てが良い思い出として心に刻まれます。
そんなサポーター冥利に尽きる日々を過ごさせてもらっているのにも関わらず、今年は悲願の初優勝を最終節で叶えることができて、フロンターレサポーター人生で忘れる事の出来ない一年となりました。
今でも優勝したのが不思議な感じです(私が優勝したのではないのですが)。
次のタイトルは、この試合に勝てば優勝という立場で迎えることができれば、あの瞬間をもっと味わうことが出来るな等と贅沢な事を考えています。
さて、今年はベストイレブンにも4名が選ばれ、得点王とMVPに小林悠。
その後の東アジアカップでも代表にフロンターレから5名も選ばれ、まさに嬉しい事が続きました。
でも、ベストイレブンに選ばれた顔ぶれを見て、「あれ、誰か抜けていない?」と思いませんでしたか?
忘れちゃいけない守護神チョンソンリョンの存在
正直に言うと、ベストイレブンにソンリョンが選ばれなかった(候補にも入らず)のは眉を傾げる事態でした。
理由は定かではありませんが、J1リーグでセーブ率1位(77.3% 0.88得点/試合)を誇る、Jリーグ1のGKです。
ここを取られていたら負けていたという試合はとても多く、もちろんそれがGKの仕事なのですけれども、攻撃的風間サッカーを完成体に持ってきたのはソンリョンの力がとても大きい事は誰もが知るところです。
その力は鬼木サッカーでも更なる力を発揮し、セーブ率1位という成績を収めたのです。
ソンリョンは移籍当初をこう振り返ります。
「初めて川崎に来たときはあらゆることが不慣れでしたが、一生懸命努力しようという考えだけでした。周りがよくしてくれて感謝するばかりです。」
@スポーツソウル
フロンターレで誰が一番活躍したか等という議論は他のサポーターや解説者に任せるとしても、私の心に残る試合の中には必ずソンリョンがいます。
序盤に勝ちきれない試合でもソンリョンの神がかり的なセーブに助けられましたし、今年はアシストも決めています。
私的ソンリョンのベストセーブ
失点を覚悟したその瞬間
「後ろに神がいました」
谷口彰悟
何よりもACLでのアウェイ水原戦。
この試合のATは、本当に今思い出してもハラハラ・ドキドキ、水原の猛攻は凄かった。
谷口に神と言わせたソンリョンは、1ケ月半勝利から見放されていたフロンターレに勝利をもたらせ、フロンターレ快進撃へのきっかけにもなったのではないでしょうか。
旗の問題や水原サポーターの乱入等で水をさしましたが、私が2017年全ての試合でもっとも心に残る試合は、これかもしれません。
来年もACLに出場しますが、今年の優勝後にスポーツソウルにこう語っています。
「みんなが熱心に1シーズンをプレーして得た結果という点に意味がある。ACLにまた出場できるのでワクワクする」
@スポーツソウル
来年のACLでも あの神セーブを見れるのを楽しみにしています。
フロサポ目線ハイライト動画2分20秒。 僚太の存在感の凄さと大魔神ソンリョンに拍手???? 長谷川竜也オーオーオー #frontale pic.twitter.com/Ytp5yC8Hfj
— フロスキ (@frosuki) 2017年5月19日
鹿島との試合、ビッグセーブでソンリョンが弾いたボールを車屋が運び、長谷川がシュート。弾かれるものの、こぼれ球を阿部ちゃんが決めて先制というシーンです。
勝たなければならない相手だっただけに、この1点は弾みがつきました。
真面目で寡黙な心優しき守護神ソンリョンに代表復帰を願う声も
SHISHAMOの宮崎朝子さんもソンリョン推しという程、ソンリョンは人間的魅力に溢れている。
心優しき静かな人だそうだが、ピッチの上では時として大魔神のような表情でボールに食らいつく。
日頃から自己管理を徹底し、チームの為にと考える守護神は、3大会連続W杯出場へ向けて質問されるとこんな事を言っている。
「今の代表内にも錚々たるGKが持ちこたえている。所属チームで最善を尽くすことが優先だ。自ら代表に行ける資格を証明した後、招集を受けるのが順序である」
@スポーツソウル
そして12月25日、クリスマスの日に来季もソンリョンがフロンターレでプレーする事が発表されました。
なんて素晴らしいクリスマスプレゼントでしょうか。
来年のソンリョンの神セーブがまた見れるのを 首を長くしてオフシーズンを過ごします。
今年一年このブログを見て頂いた方へ
去年は天皇杯があったので、とても慌ただしい年末年始でしたが、今年は喜びを噛み締めながら過ごす事が出来ています。
皆様の2017年は如何でしたか?
来年も悔しさや嬉しさ満載のシーズンになると思いますが、フロンターレを心から楽しませてもらいましょう。
今年も沢山のアクセスをありがとうございました。
皆様の新しい年が素晴らしい1年になりますよう、心から祈っています。
そして来年の今頃も笑顔で過ごせることを願って、2017年最後の記事とさせて頂きます。
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