ロシアワールドカップ日本代表に選ばれてから、発言もしっかりしてきたように感じた我らが大島僚太。
殆どのフロンターレサポーターが親目線で送り出したことだろう。
もちろん私もその一人です。
インタビューを受ける姿を見ては、しっかりしてきた。大人になった。
そんな事を思っていたものの、ワールドカップが始まり、いざ蓋を開けてみれば出場機会は無く、一度もワールドカップのピッチに立つことが無く、日本代表は決勝T1回戦を敗退し、日本のワールドカップは終わってしまいました。
大島僚太がベンチから見たもの
大島僚太はワールドカップ直前のスイスとの親善試合で腰を打撲した。
その影響もあってか、次の親善試合で良い動きをした柴崎岳が、ワールドカップを通してボランチとして出場することになったのだ。
もちろん柴崎の実力だし、実際素晴らしいプレーを多く見せてくれたが、我々フロンターレサポーターとしてみれば、僚太だったらと思いを巡らせていたことだろう。
大島僚太自身も悔しさは隠さない。インタビューでも
「試合に出れなかった悔しさがある
体感して世界のレベルを感じたかった」
とメディアに対して語っているということは次こそはという思いに溢れていることだろう。
大島僚太のプレーは、洞察力やシュミレート能力に長けた部分から繰り出されるパスが魅力なわけだが、きっとベンチの中から世界一流のプレーを見て、自分がピッチに立った姿を想像しながらシュミレーションしていたのではと想像します。
アスリートにとって、このシュミレーションというのは、時として実践以上に役に立つものですし、世界中のアスリートがイメージトレーニングを重要と考えていることを思えば、ワールドカップを誰よりも近く、そして選手として眼の前で見れたことは、今後の財産となることと思うのです。
きっと今、僚太は早くピッチでそのシュミレーションによって得たプレーを実践してみたいと思っているのではと考えます。
次の4年に向けて
頼もしかったのは(親ばかですが)、インタビューで次の4年に触れていることでした。
「まだ4年間をどう過ごすか思い浮かばない
試合に出られなかったということをふまえ、変えるべきところを変えていかなかえればならない。」
大島僚太らしく、けして力強い言葉ではないものの、はっきりと4年という言葉を出す以上は、次のカタール大会を視野に入れているという事。
次のワールドカップで大島僚太は29歳。
できればフロンターレの選手として出場して欲しいが、その前に世界にみつかるならば、それはそれで良い。どこまでも親目線で追いかけ、応援していこうじゃないか。
まずは代表選手に与えられた1週間の特別休暇をゆっくり過ごし、久しぶりに奥方のオムライスに舌鼓をうってほしいものだ。
がんばれ僚太!いけいけ僚太!
この記事へのコメントはありません。