※画像はWIKIより
昨日私のはSNSでのタイムラインからは、フロンターレサポーター達の悲鳴が流れ続けました。
その内容はシーチケ抽選に外れ、購入出来なかった人たちのものでした。
なんということだ。愛する我がフロンターレのシーチケが完売なんて喜ばしいことではあるが、同時に寂しさがつのる結果ともなってしまった。
思えば昔は試合の当日にぶらりと行っても券が買えたものだ。懐かしい。実に懐かしい。
川崎フロンターレ2019年シーズンチケット完売
※画像は公式サイトのキャプチャ
先日、川崎フロンターレは、シーズンチケット3次販売受付の中止と、来季のハーフシーズンチケット等の販売を全て行わないことを正式にリリースしました。
これにより用意されていたシーズンチケットは全て完売ということになったのです。
今年多くのチケット難民が生まれた等々力競技場でのフロンターレのホームゲームですが、シーチケの完売により来季のチケット争奪戦は更に熾烈なものになることでしょう。
同時に、今年味をしめた転売屋も匿名販売が可能なサイトで更にのさばるのではと考えます。(実際には12月11日にチケット高額転売規制法が成立しています)
法の穴をかいくぐる販売方法は、まだあると思うので、いきなり来年転売屋がいなくなるとは思えないのです。
シーズンチケットで何席売れたか?
公式に発表はしていませんが、海外での事例を見ると、シーチケは全体の7割前後の販売のようです。
今年ユヴェントスに移籍したクリスティアーノ・ロナウド効果でユヴェントス・スタジアムのシーチケ29300席が完売したニュースは記憶に新しいところ。
等々力競技場の収容人数は27,495人。
シーチケ販売数がその7割だとすれば、19000席がすでに完売ということになるから驚きです。
いやちょっと待てよ。 大体22000人~からの入りで完売になっている事を考えれば全体の6割くらい(16497人)が妥当な線ではないだろうか。
それでも毎試合16000人以上の席が既に埋まった状態で後援会前売りや一般席を販売するというのだから、どちらにしても来年のチケットは更に争奪戦は必至、プラチナ感が増すのは間違いないでしょう。
レアル・マドリーなども毎年完売しており、シーチケを買う事さえ難しいそうです。
それらは結果としてクラブのコンテンツ価値を引き上げる役割もあるでしょうから、運営面を考えれば入場料収入以外にも広告価値なども高まるので良いことではあります。
シーチケ抽選に外れたサポーターの行末
天皇杯やACLグループステージは別として、リーグ戦を観戦するのは、少なくとも来季は難しくなることが予想出来ます。
例えば後援会前売りと一般(ビジター含む)用に1万席の用意があったとして、ビジターゴール裏や緩衝帯を除いて8000席とすると、これらをフロンターレサポーターで分け合うのは後援会会員数を考えただけで完全なるキャパオーバーになっています。
シーズン開幕までに、フロンターレ運営がしなくてはならないことは山積みかと思いますが、サポーターの座席確保という点を考えると下記の項目の対策が求められます。
2:ピッチサイドシートの増設(南側・ゴール裏等)
3:パブリックビューイングの充実
4:朝(列)抽選とA自由の座席割当方法
特に列抽選からの座席確保では毎年議論の対象となっている過剰な席取り問題があり、他のクラブが対策に乗り出しているのを見ると、フロンターレも本腰を入れて取り締まって欲しいところです。
去年優勝し、そして今年は完全優勝で連覇。
今の状態はそうした特需もあるのでしょうが、できればずっとずっと誰もが笑顔で応援できるクラブでいて欲しいものです。
この記事へのコメントはありません。