先日川崎フロンターレは、後援会の会員数が発足以来初となる4万人(41,266人
※2018年5月24日現在)を突破したと発表しました。
2年で1万人増の凄まじい伸び率
いやぁ、ここ数年での伸び率が凄い。
株でいえば連日ストップ高のような伸び率。特に今年に入って5000人増えているって素晴らしいですね。
2008年に2万人を超えてから3万人まで8年掛かったことを考えると、凄いのですが、これも地域密着のお手本のようなクラブ運営の賜物でしょうし、魅力的な選手達の協力、そこに優勝特需が加わり加速しているのでしょうね。
浦和のREX CLUB7万人にはまだまだ及びませんが、今年はW杯(大島僚太出場)もありますし、中断明け優勝争いに残っていけば更に増えそうです。
もはやキャパオーバーではすまされない等々力競技場問題
2015年にはメインスタジアムを改築した等々力競技場。それでも年々チケット完売の試合も増えてきて、去年今年では、もはやチケット確保も難しい状態となっています。
バックスタンドの改修工事も決まっていますが、完成は2023年頃の予定で、最大収容は35000人の予定。
これに対して後援会会員数が4万人とは、これからも増え続ける事を考えると、やはりキャパの少なさは寂しさを感じてしまいます。
もはや等々力緑地に建てるスタジアム規模は、これが精一杯なのかもしれないので、多くは望みませんが、サポーターが快適に観戦できる為のルールの整備や、対策が必要になってくるかもしれません。
それにしても2023年って。。遠い、遠すぎる。あと5年・・その頃の会員数は6万くらいでしょうか(汗;
工期の前倒しや内容の見直し等は、、、無いですよね。無いよな。4万超えると国際試合とかも開催できるのでしたっけ。。
過去記事:等々力競技場の収容率(収容人数)を上げる方法を考える
混雑はスタジアムだけではないフロンパーク問題
等々力の魅力は試合だけでなく、試合前に等々力競技場前の広場で開催されるイベント、アトラクション、グルメが楽しめる「フロンパーク」もあります。
フロンパークは、等々力競技場へ続く等々力緑地内の歩道と公園で開催されますが、この混雑っぷりも凄まじい。
人気の塩ちゃんこ等買うには長い列を並ぶ必要があり、それは仕方が無いとしても、あまりに狭い道なので、人と人がぶつかり合いながら歩きます。
中には食べながら歩く人や、前を向いて歩いていない子供等。事故が起きなければ良いと心配してしまうこともあります。
かと言って、この歩道の幅を広げる事も物理的に難しそうです。
将来的には、店舗の場所を分散させる等工夫が必要になりそうです。
それでも嬉しい4万人突破
嬉しいのは川崎市以外の後援会会員の増加ですね。サックスブルーの応援グッズを持っている人が全国にいるのは嬉しい限りです。
サッカーのクラブ運営は地域密着型が正解ですが、人気が全国区になれば、広告媒体としての効果も上がりますし、そうした流れはJリーグの価値も高めることになるでしょう。
何より川崎市には150万人の人口がいるわけですから、目指せ10万人といきたいところです。
それは、もはや日本を代表するビッグクラブへの道になるわけですが、その為の受入対策はスタジアム改修だけでは済まなくなってきているのが現実ですね。
クラブが強くなるということは、様々な問題にも直面して行かないとならないのですから大変です。
サポーターにも力になれることはどんどんアナウンスして欲しいですね。
そしてフロンターレスタッフの皆様、頑張って!
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