アウェイ仙台戦で勝ち点3、小林悠の2アシストは鬼木サッカーのプランBか?

試合前日、阿部に加え森まで発熱となり、シーズン序盤から怪我人続出、実に試合に出られない選手が11人と苦しい台所事情。

エウシーニョが怪我をした時に、大島僚太が

「悪いことばかりじゃない、それでチャンスが巡ってくる選手もいる」

というような事を言っていたのを思い出した。

確かに、家長や阿部を欠いた事によって出場機会を得た最近の長谷川の水を得たような動きはエキサイティングで見ていて面白い。
この日も切れのある動きで走り回っていたのが印象的だった。

そして大島の言葉通り、この日の2得点は長谷川と森谷によるものだった。

フロサポ目線ハイライト動画

右からの攻撃を補ったハイネルと小林悠

エウシーニョに加えて、田坂も怪我で離脱しているだけに、フロンターレの右攻撃陣は不足していた。
この試合では、ハイネルと小林悠が、その役を担っているかのようだった。
ハイネルから悠へのパス、そして悠のアシストで得点。
この形は、この日の2得点どちらも同じ形だった。

フロンターレらしい中央から崩していく形でなかったのは、人手不足が故の作戦だったのかもしれない。
つまりプランBを用意していたという事ならば、風間サッカーでは見る事の出来なかった柔軟さなのかもしれない。

守備の意識

開幕前からフロンターレは、選手たちのインタビュー等から想像するに、守備の意識を重点に練習していたように思える。
ここ最近の試合では、選手の守備範囲が広くなり、守備への意識の高さが伺えた。
この仙台戦でも戻りも速く安定したディフェンスが見られた。
DFの四人だけでなく、ハイネルのディフェンスも上手かった印象を受けたし、ベテラン36歳の中村憲剛の守備範囲の広さも相手チームから見れば嫌な存在だろう。

守備がしっかりしていると、攻撃に生きる。

去年大久保嘉人がフロンターレの好調さを、そう語っていたが、怪我人続出の中で5節終わって、勝ち点10。
主力選手たちが復帰してきたらフロンターレの本当の強さが見られると思えば、焦ることの無い成績である。

大島とネットが負傷退場


既に故障や体調不良で11人を欠いた状態の上、
この試合では大島僚太とエドゥアルドネットが交代となった。
どちらも足に違和感があり、大事を取っての交代だとは思うが、大島僚太は担架で運ばれただけに心配は大きい。

次は等々力で甲府戦。そしてACL広州戦と連戦となる。
ボランチの二人が長期離脱にならないことを祈るしかない。

早くも怪我人続出 練習もミニゲーム出来ず、4月は厳しい戦いに。

2017ユニフォーム スマホ用ロック画、フロンターレ全選手分

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

関連記事

  1. マリノス戦はドロー。今季3失点目は、またもCKか…

    明治安田生命J1リーグ 第6節 横浜FMと川崎フロンターレの試合は1-1のド…

  2. ACL4節、雨の広州戦はスコアレス。残り2試合で…

    平日金曜ナイターの広州戦。私は平日の試合が好きだ。もちろん仕事を片付けて…

  3. 憲剛「講習会でちゃんと話を聞いていましたから」仙…

    明治安田生命J1第24節はホーム等々力で迎えたベガルタ仙台戦フロンタ…

  4. ルヴァン決勝 どこまでもイケメンだった谷口彰悟の…

    やっとルヴァンを獲った。あれから5日。明後日にはリーグ戦があるものの、ま…

  5. レッズに完封敗けもソンリョン退場の後に見せた奈良…

    アウェイ連戦疲れの上に前節と同じメンバーで挑んだ12節は、ホーム等々力競技場…

  6. AVANTEからの逆等々力劇場。届きそうで届かな…

    Jリーグ第8節川崎フロンターレと清水エスパルスの試合。前半に1失点し…

  7. 秀樹追悼、等々力はブルースカイブルー。W杯中断期…

    2018年5月16日、西城秀樹さんが亡くなられました。2000年川崎市制…

  8. 雨の日は7勝4分2敗 土壇場で追いつくもリーグ優…

    記事後悔当初、雨の日の勝敗を5勝4分4敗と間違って記載しておりました。…

PAGE TOP