長谷川竜也がタスキを繋いだ齋藤学の決勝ゴールでACL初勝利

 

ACLグループステージ第2節はホーム等々力でのシドニーFCとの1戦。
前日も暖かく、この日も昼間が暖かかった為、薄着の人も目立った等々力でしたが、夜は風も強く寒かったですね。

私は薄めのダウンを着ていったのですが、終始寒さに震えた観戦となりました。

長谷川竜也がタスキを繋いだ齋藤学の決勝ゴールでACL初勝利

平日のカップ戦にありがちな穏やかな雰囲気

カップ戦、平日のグループステージは大体10000人くらいの入です。この試合は11,278人でした。
試合の前も、のんびりとした雰囲気(メインスタンドのイメージ)。スタグルもいつものように並ばずに買える事も多くてこういう雰囲気ものどかで好きです。
いつもは混んでいるから買わないという人も平日のカップ戦行ってみてください。

等々力競技場のブルーに塗られたトラックも保護フィルムみたいなのが剥がされて綺麗になりました。
トラックのある競技場というよりも水面に浮いたピッチを見ているみたいで不思議な感覚でした。とても良いですね。

シドニーFCサポーターも平日の為少数でしたが、オーストラリアの国旗を振って熱い応援を送っていました。

あ、そうそう。フロンストアで1000円以上買うと缶バッチがもらえたのですが、
私は水と無理やり唐揚げ2個買ってしまい、連れに頼んで文句を言われながら1個食べてもらいました。
無事ゲットです。

2戦連続スタメンとなった田中碧

大島僚太の怪我により、2戦連続のスタメンとなった碧くん事、田中碧。
前の試合は守田とボランチを組みましたが、この試合では中村憲剛と並びました。

「うーん。随分身体つきが立派になってきたな」
などと思いながら見ていましたが、憲剛と彰悟に声をかけられながら、プレーした碧くんは麻生での練習とは比べ物にならないくらい学ぶことが多いのだろうなと親目線で見守っていました。

アオ(田中碧)は今日も90分出て、自信をつけてくれたと思う。

中村憲剛@公式より抜粋

前の試合ではダミアンに鋭いスルーパスを出し、見事なアシストを決めましたが、この日も機敏な動きと、相手に負けない気持ちの入った球際で逞しさを見せてくれました。
2トップで望んだこの試合、守田が右サイドに入り、なれないフォーメーションとパートナー(憲剛)の中で問題なくプレーしていましたね。

「あお!」「あお!」っていう叫び声が憲剛や谷口彰悟から出ていて、等々力競技場に響いていました。
未来を灯す青い光そんな頼もしい存在です。

90分出れたのは自分としては大きいが、質の部分ではまだまだ物足りなさがある。守備のところで奪いきれない場面もあった。次の試合でしっかり修正したい。

田中碧@公式より抜粋

エキサイティング長谷川竜也オーオーオー


長谷川竜也の凄いところは、愛くるしいビジュアルだけでなく、プレースタイルにある。
走り出しが良いからカウンターでも持ち味を出せるし、ドリブルでのカットイン、
小柄ながら負けん気の強い球際でのプレー、低く速いクロスも良いところに出せるし、シュート力もあるし守備での貢献度も高い。

デビューイヤーの2016年。思い出すのはナビスコカップのグループステージの仙台戦だったと思う。
あの試合では大塚翔平が2得点を決めて、一躍ヒーローになったのだけど、その影に長谷川竜也がいた。
スカパーの解説者(誰だか忘れた)は、強引にドリブルで突破しようとするハセタツを酷評していた。

「うまいのは分かるけど、あれじゃ活躍できませんね。」

そんな事を言っていた記憶がある。

あの年、後半から周りを見ながらプレーするようになり、リーグ戦にも出場するようになり期待が大きくなったところで大一番のCS鹿島戦で先発するも肉離れで途中退場。
この年は4回の肉離れを経験してしまったのだ。

2017年は実力を開花させ、トータルで31試合出場7得点。
2018年には阿部ちゃんの加入で出場回数が減るも、随所で心に残るプレーを見せてくれた。

今年もライバルは阿部ちゃん・齋藤学と強者が待ち受けている。
よく阿部ちゃんは先発型と言われるが、この日のハセタツは、ノボリと連携で前へ進み、敵を翻弄しまくり疲弊させた。
いいシュートも打ったが、得点にならなかったのはシドニーFCのGKアンドリュー レッドメインの神セーブによるところもある。

マナブくん(齋藤学)が決めた時は、素直に嬉しかった。これまではマナブくんがずっとベンチで、自分がベンチ外だった。
ベンチ外だったのに、上海戦ではマナブくんではなく、自分がスタメンになった。いろんな気持ちがあったと思うし、その後、自分が途中からも使われるようになった。
今日のラルフ(鈴木雄斗)もそうだが、いろんな思いを持って、でもみんなひたむきに打ち込んでいる。そういう選手が決めてくれるのはすごく刺激になる。

今日はマナブくんが決めてよかったと思っている。

長谷川竜也@公式より抜粋

上の写真は、学と交代する前の最後のプレー(ドリブル突破)の後、ギリギリまで120%で戦った戦士の姿である。
彼がこのような姿であるということは、シドニーFCの体力も相当削られているのである。
この時間帯、フロンターレの猛攻が始まっていた。あと1歩という場面が続いた中で、学が入って、そこを決めた。

タツヤがすごく良いプレーをしていた。代わりに出た自分は、正直、何もしていない。ゴールは喜びだが、それ以外は反省して、もっと良いプレーをしていきたい。

齋藤学@公式より抜粋

学の得点は何気ないゴールに見えるが、バウンドしたボールを浮かさないように上から確実に蹴り込んでいる。
さすがだ。
だけれども学が謙遜して言ったように、ハセタツが、ここまで走り回って学に繋いだタスキで決めたゴールとも言える。

日本を代表するCBとなった谷口彰悟

2014年にデビューしてからMF登録ながらCBを努めてきた谷口彰悟。
最初はボランチをしたりCBをしたりだったが2015年からは、ボランチ出場もあるが、ほぼCBとなった選手。
2018年まではMF登録のままだったが、今年からDF登録に変わったのですね。

ここ数年は安定度を増し、今では日本を代表する立派なCBに成長しました。
そして凄いのは、デビューしてから休んでいないという点。

2017・2018の2シーズンはフルタイムでの出場。
そして2014年(デビューの年)8月の名古屋戦から連続出場(今日時点で152試合)中なのである。
これはレッズの阿部に並ぶ歴代2位。
歴代1位は元マリノスの中澤が持つ199試合。
イケメンなのに鉄人と言われる谷口の安定感を物語る代表的な記録のひとつだが、このお陰でフロンターレは年々守備力を増す事ができているのだ。
CBの一人が150試合以上固定って凄い。しかもまだ27歳。

彼自身も意識している記録だろうが、「目の前の試合に集中してやるサイクルの中でそういう結果になっている」という堅実なプレースタイルを物語るようなことを言っている。
昨年はクリーンシートに拘り、リーグ最少失点に貢献した。
副キャプテンでもある彰悟は、チームを鼓舞し、DFラインをコントロールし、時には鋭いスルーパスを繰り出すこともある。
セットプレーでの得点力も魅力で2017年にはリーグ戦で7得点をあげている。

前置きがながくなったが、このシドニーFC戦では右サイドに守田、ボランチに田中碧という、いつもと並びの違う選手に指示を出し、うまくコントロールをしていたように見える。
プレーで言えばビルドアップのところ。そして上げたラインからダッシュで戻り体を張った守備も制度は高い。
DFで言えばエウソンが抜け、右サイドが未だ安定していないという課題はあるが、CBは安定しているのはフロンターレの強みである。

この試合、日本代表の森保監督が見にきていたが、翌日の代表発表に彰悟の名は無かった。
それでも、私にしてみれば今Jでもっとも輝いているCBの一人であることに間違いはないのだ。

課題は山積みの鬼木フロンターレ

やっと等々力で勝利をあげたが、まだまだ課題は山積みである。
深刻な問題は決定力不足。家長も本調子でなさそうであるけれど、我らがキャプテン、小林悠が未だ得点がないのだ。
原因のひとつにダミアンの存在がある。個での能力の高さは見せるものの、まだ崩しという場面では参加しきれていないダミアン。
その分、悠の守備範囲は広がり、今までの裏へ抜けるシーンも減り、エースが決めるという役割ができないのだ。
プレー中も、ずいぶんとイライラしている姿が見て取られる。
嘉人がいた頃とは違う。悠はエースなのだ。ダミアンに遠慮することはない(これが監督の指示ならば仕方がないが)
ガツガツ前に行ってボールをよこせと指示を出して欲しい。彼のゴールが何よりの原動力となるのだから。


そして、もうひとつの問題は右サイドバック。
ファーストチョイスはマギーニョかと思われていたが、現在は馬渡に出番が周った。
この新加入選手二人共良い選手であることに違いは無いが、フロンターレ特有の右サイドバックの仕事をすると、守備が疎かになってしまう。
エウソンの時は、戻れなければ奈良ちゃんがカバーに入り、エウソンは中で守備をするシーンが多かったが、そのあたりのところ。
そして裏を取られカウンターを喰らいがちという点。他にもあるかもしれないが、エウソンが空けた穴は、とてつもなく大きい。
馬渡の離脱により右サイドに守田が入った訳だが、守田も今年は、まだ本調子でないようだから、代表にもまれて(日本代表に選出された)勘を取り戻してきてほしいところだ。

ハイライト動画

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そういえばシドニーFCの選手は「え?これACLだよね」って言うくらいクリーンなプレーでしたね。
主審にもストレスを感じなかったし。

なんだかだらだらと長くなってしまいましたが、ここまで読んでくれた方 ありがとうございます。
一喜一憂しながら進むのがサポーターなのですよね。
なんだかんだ言っても こういう楽しみがあることに感謝をし、今年も楽しく観戦していこうと思います。

さぁ、明日はG大阪戦だ!

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