ACL初戦、小さな巨人ノボリ、超人ハルクことフッキを制すも結果は悔しい勝ち点0

    ゼロックスから中2日で迎えたACL初戦は、超攻撃力を誇る上海上港戦でした。

    フッキやエウケソンを見られる楽しみと、等々力に大久保嘉人が帰ってくる喜びにワクワクしながら今年初の等々力での観戦に挑みました。

    まさに小さな巨人、登里享平


    出場停止の車屋に変わってスタメン入りしたのはノボリ。
    フッキとのマッチアップが楽しみでしたが、予想を上回るスーパーノボリを見れて満足でした。
    小さな体を活かして、フッキを翻弄する俊敏さ。ものすごい体格差(カブレラ曰く超人ハルク)なのに、そう感じさせない小さな巨人ノボリでした。
    ガッツ溢れる推進力で走り込み、前半はフッキのシュートは0。後半も2で、決定機には至らず。守備でも大活躍でしたね。
    試合後のSNSでも大絶賛でした。

    「フッキにボールが入ったときには、しっかりと時間を作ること。時間を作りながら、周りのサポートを待った。
    ボランチとかヨシトさん(大久保嘉人)もそうだけど、うまく挟んでくれた。
    入れ替わられないことだけを意識していた。なんとかやれたかな。ただ結果がすべてなので。勝ってきっかけさえつかめれば。初戦を落としたのは痛いが、しっかりと切り替えていくのが連戦では大事。」
    登里享平@フロンターレ公式

    攻撃力より守備力が強かった上海上港


    ゼロックスでの3失点の反省からか、この日のフロンターレは守備意識が強く、上海上港のカウンターを警戒してサイドも高い位置を取れずにいました。
    前半18分くらいだったか、谷口のコンタクトが外れ、試合がストップしなかった為に、エスケソンへのクロスに対して目測を誤って失点を喫してしまうという不運もありましたが、上海上港の得点はこの1点のみ。
    守備では十分ゼロックスから修正してきたのではないでしょうか。

    後半になり、サイドからエウソンが上がっていく展開も見られましたが、上海上港の守備が固く、中なか1点が取れず、今年最初の等々力での試合は苦い敗戦となってしまいました。
    もうすこし前がかりに行っても良かったのではと思いましたが、スロースターターなフロンターレ。きっとこれからやってくれることでしょう。

    ネットや憲剛に対するバッシングもSNSでは見られましたが、録画を見直して見ると、良いプレーも随所にありました。
    これからですよ。これから。


    「ボールが入ってきて、僕がかぶってしまった隙にボレーされた。シンプルに僕がかぶってはいけなかった」
    「言い訳はあまりしたくないけど、コンタクトが取れていて距離感がつかめず、そういうのを含めてちょっとパニックになってしまった」
    谷口彰悟@ゲキサカ


    「守備に傾いてるかなとちょっと思う。だから前に人数が足りない。でもそれはバランスですから。ブロックを組んで守る時間帯もあるし、前で握る時間帯もある。前で握る時間帯を長く、ゴール前では大胆に。うまくバランスを取りたい」
    「面白いですね(ACLについて)。今日はホームだけどアジアで色々なスタジアムでやれる。その中で勝ちたいし、勝てるように頑張りたい」
    大久保嘉人@ゲキサカ

    試合後のノボリの悔しそうな表情に救われた


    優勝から幸せボケの私は、まだまだ戦闘モードでは無かったかもしれません。
    フッキのプレーを楽しみにして、嘉人の等々力復帰に感動し、幸せモードのままでした。
    試合が終わり、悔しそうな表情のノボリを見た時に、我に帰り、反省しました。
    小林悠は声援を受けると足が軽くなると言っていたそうです。
    次はもっと声を出して応援したいと思います。
    目指せアジア青覇!


    「向こうはワンチャンスを決めて、こっちは外した。そこに尽きる」
    中村憲剛@スポニチ

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