2018年10月20日。明治安田生命J1第30節はホーム等々力でポドルスキとイニエスタを擁するヴィッセル神戸との1戦。
昼のゲームで広島が負けた為、この試合を勝てば勝ち点差を4まで広げることができる。
ここから独走態勢に入りたいところだが、試合前は大粒の雨。
今年12度目くらいだろうか、もはや当たり前のようになっているチケット完売満員御礼の等々力競技場。
実はわたしは今年初のホーム試合チケットが取れず、フロンパークは行ったものの、試合は家でDAZN観戦でした。
試合は序盤PKで先制するも、その後前半に3失点し、1-3となるも、前半終了間際の家長のゴールで2-3。
息を吹き返した後半は圧倒的な試合運びで3点を加え5-3の逆転勝ちに。すごい試合でした。
目次
2試合連続でPKを失敗した小林悠にかけた男、家長の一言
1本のゴールの裏には色々なドラマがある。
1本のビッグセーブ・1本の失点。どのシーンも同様なのだけれど、この試合の先制点となるPKでの得点の裏には1本のドラマが作れる程のエピソードが詰まっているのだ。
9月26日の湘南戦、9月29日の鹿島戦と2試合連続でPKを失敗しており、神戸戦の試合前には、鬼木監督から「プレッシャーを感じているようだったら、アキ(家長)と話して決めろ」とも言われていたそう。
前半11分過ぎ、ノボリがPAで倒されPKを獲得。主審の判定に神戸選手は抗議をし、やや荒れた状態になるも、小林悠は、まっすぐゴールを見つめる。
気が付くと悠の横には家長が立つ。悠の肩に手を置きながら何かを話している。
普通の選手ならば「大丈夫か? どうする? 俺が蹴ろうか?」などと言っていたかもしれない。
だが家長の口から出た言葉は「フロンターレのエースはお前だ」の一言
くぅぅ 男前過ぎる。泣けてくる。まるで「ワンピース」に出てくるような臭く泣けるセリフをサラリと言ってのける家長昭博。
格好良すぎるにも程がある。
そしてフロンターレのチームの風通しの良さ。雰囲気の良さを語るには十分なエピソードではないか。
見事ゴールを決めた小林悠。
これで残り4試合、ゴール量産体制に入ってもらいたいものだ。
試合後の家長のインタビューは、相変わらず淡々としている。
これがまた痺れるというサポーターは多いはず(笑)
家長昭博@川崎フロンターレ公式より
結果5-3のバカ試合に。大満足の24,441人
素晴らしき本日の5ゴール。やっと決めたよアンパンマン。家長のエロゴール。らしさが出た学のリーグ戦初ゴール。八塚さんの「素晴らしいですね」を引き出した大島僚太。やっぱりエウソンの5本立て。 pic.twitter.com/bdLS5ByaJH
— フロスキ⭐️ (@frosuki) 2018年10月20日
試合前やハーフタイムでは、毎度お馴染みフロンターレのイベントが。
この日は「KAWAハロー!ウィンPARTY」と題したハロウィーンイベント。
等々力競技場はプロジェクションで装飾し、マスコットもサポーターも仮装して楽しい空間を作り出しました。
そしてこの日の5ゴール。
どれも素晴らしいものでした。
2点目は、深く切り込んだ大島僚太からのクロスに合わせて家長のゴール。時間帯が良かったです。
3点目は、斉藤学らしい今年リーグ戦初ゴールとなる同点弾。
5点目は、みんなが待っていたエウソンらしい個人技で決めたダメ押しゴール。
パス34本目で決めた大島僚太の凄いゴール
4店目の大島僚太のゴールシーン。実に33本のパスを繋ぎ34本目で決めたゴールなんですね。これぞフロンターレといったパスワークに僚太のパスアンドゴー。痺れました。 pic.twitter.com/Zh2YQYPug7
— フロスキ⭐️ (@frosuki) 2018年10月21日
フロンターレのサッカーと言えばポゼッションサッカー。
パスを回し相手を崩し真ん中からゴールを決める緻密なサッカー。
そのお手本のような特点が4点目の大島僚太のゴール。
実に33本目繋いだパスの末のゴール。
最後は家長のエロすぎるヒールパスに大島僚太が左、小林悠にパス、ダイレクトで裏を取る僚太に返してシュート。
これが逆転弾となったのです。
とにかくハロウィーンイベントに始まり、イニエスタやポドルスキも見れて、この内容。
転売屋から高額でチケットを手に入れた人も大満足だったのかな?
次はやんとしたルートで買ってくださいね(転売屋撲滅)
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