チェルシー戦は日産で川崎劇場!10分で全てを持っていく38歳児中村憲剛とDF力で勝利

   2019/07/24

2019年7月19日。日中は30度を超え、湿度も80%近い熱中症も気をつけなければならない真夏日。
私が試合3時間前に日産スタジアムに到着した時は空が絵に書いたような青空でした。カブレラ達のグリーティングは愛に満ち溢れ平和な空間でした。

次の日がファン感(こちらも感動のフィナーレ)もありましたが、あれから4日経ったいまでも感動の余韻が残っています。

しかし暑かった。湿度の高さは体を汗まみれにしますし、スタグルのショップ数が少ないせいか、水を買うのもちょっと苦労した感じがありました。

明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2019と称された最初の試合は日産スタジアムでチェルシーFCと川崎フロンターレの一戦。
チェルシーFCは今年のUEFAヨーロッパリーグのチャンピョンでもあります。

お祭りモードの日産スタジアム、チケットは完売。
外ではワンピースのキャラクターチョッパーがグリーティングし、フロンターレのマスコット達もファンサービスをしたり、芸人ミキが撮影していたりと華やかでした。

こんな条件の中で試合が出来ることはサポーター冥利につきる。
なにせ満員の日産で試合ができるだけでも感動するのに相手がチェルシーとは。

チェルシーは強かった

さて、そんな凄いクラブとの一戦に日産は大盛り上がりでしたね。
相手からしてみればリーグ開始前の親善試合かもしれませんが、こちらとしてはリーグ戦真っ只中なわけで、2015年のドルトムント戦の悔しい思いがあるだけに、Jリーグの王者として無様な敗戦だけは避けたいところでした。

特に前半はチェルシーの凄さを感じました。
ボランチの二人から出る縦パスは驚異だし、DFのからも効果的な長いパスが出て、一気に引っくり返される。
ヨーロッパの選手特有の正確なトラップから素早く出されるパス。
どれも精度が高く「流石だなぁ」と見ていました。

それと狭いピッチを上手に使っている点、速いパスにドリブルを織り交ぜ選手一人のプレーエリアが広い。
フロンターレのサッカーとは違う戦術ではあるが、大いに参考になッた部分はあるであろうと思う。

「前半、ベンチで見ててしんどいなと感じた。押し込まれているから奪った時には前に(小林)悠しかいない。あの守備をどう打破していくかだった」
中村憲剛

「前半、相手はめちゃくちゃ強かった。ボールを取りに行っても取れない。45分で前線は替わると言われていたので、前から行こうと言っていた。」
小林悠

それでも今のフロンターレの強さの一つであるDF陣は頑張った。
特に光ったのは田中碧とジェジエウ。

碧はリーグ戦でもそうだが、野心的なプレーが光り、ここでもそれを垣間見れた。
相手のプレスにも敗けていなかったし、体も年々大きくなっている碧は、これからが更に注目株です。
試合後のインタービューでも碧の野望が見て取れる。碧の視線の先には世界があるのだろうな。

「正直な感想を言うと、個人としては彼らとやり合えるんじゃないかなと感じました。
田中碧

そして、やっぱりジェジエウのDF力。
スピード、カバーリング、フィジカル、パス。全てにおいて相手に遜色ないプレーでチェルシー攻撃陣を封じこめました。プレーエリアも広いし迷いなく蹴られるパスも良い。
ジェジエウは期限付きだったはず。すぐに買い取りフロンターレに契約方面でしっかり繋いでおいて欲しいと願うところですね。
観客性からもジェジエウすげー!という声が沢山聞こえました。

今のフロンターレのDF力は鉄壁。
これが優勝戦線に踏みとどまっていられる理由だし、この日のクリーンシートも素晴らしい!
サイドバックが固定されていないけれど、まだまだ良くなるはず! このDF力がある限り、フロンターレは攻撃し続けることができるのだ。

たかが親善試合、されど親善試合

チェルシーにとってはプレシーズンでのエキジビジョン。
当然怪我もできないし、戦力を試す場でもある。
主審の笛も甘めだし、球際も互いに削りにいくようなことはない。

でもフロンターレにしてみればリーグ戦真っ只中、しかも優勝戦線に残る為には、次の大分戦も大切なところ。
なにしろ他クラブより未消化試合が現時点では2試合あるのだから、2つ勝てば一気に勝ち点6を縮められる。(首位と1差)

良い試合をして次に繋げる必要があるのだ。

今日本当に勝ちに行って勝てたことは自分たちにとって非常に大きいですし、選手たちにもそういうことを伝えていました。
そういう姿勢を貫いていけたらと思っています。
鬼木監督

このクラスの相手とやると普通では体感できないことを得られる。また来週からのトレーニングで目の色を変えてやれるきっかけになったかなと思う。
谷口彰悟

相手は巧かった。試合中に良い刺激をいただいたので、また成長の糧にしたい。
家長昭博

(チェルシーとの違いは、ボールを)止める、蹴る。あとは、パススピード。(チェルシーの選手は速いパスを)止められるから、(プレスから)逃げられる。
自分たちももっとパスワークを突き詰めないと。向こうより止める、蹴るができないと戦えない
中村憲剛

「今後伸ばす課題としては、日本人選手たちの“厚み”を増していくべきではないかなと感じており、近い距離のシュートだけでなく、離れた距離からのシュートの精度を上げていかなくてはならないと思う」
スペイン代表DFマルコス・アロンソ

最後の10分で全てを持っていった憲剛

後半はチェルシーの中盤にも隙ができ、少しずつボールが回る。
チャンスも多くなってきた所で中村憲剛投入。

憲剛がビブスを脱ごうとすると、スタジアムが湧く。
これは前節と同じ現象だ。
最近、私はこの光景を少しさびしく感じる。選手生命が残り僅かではないかと思ってしまっていたのだ。
だが、この日の憲剛のプレーを見て、その不安は消え去った。
おそらく憲剛も新しいモチベーションを得たに違いない。なによりフロンターレ(私)はもっともっと彼のプレーが見たいし、必要なのだ。

憲剛がピッチに立つとすぐさま怒涛のチャンスが訪れた。
これぞ憲剛という意表をついた浮き玉が右奥へ飛び、そこに馬渡が走りダミアンへクロスを上げた。
バー直撃のシュートは外れたが、フロンターレに大きな波が来ていることを感じるに十分な瞬間だった。

脇坂のCKからの惜しいシーンがあり、その直後再び左からのCKはショートコーナーで憲剛へ。
ボールは再び再び脇坂へ渡り、放ったクロスは相手選手に当たり憲剛の元へ。
川崎劇場の始まりは後半87分でした。
こぼれ球を憲剛は、ファーの空いたスペースへ秘技俯瞰のパスを出す。

そこへ長身ダミアンの魂のヘッドが繰り出され先制点となる。
ダミアンはGKの動きを見て下に叩きつけたのだと言う。流石だ。。

相手は新チームなので、そこまでセットプレーは仕込まれていない。ヤスト(脇坂泰斗)が行って、自分が寄った瞬間に出て行っても、誰もついてこなかった。あとはそこをしっかりとつなぐこと。ファーサイドは絶対に空いている。ダミアン(レアンドロ ダミアン)がいるかどうかは見えなかったが、あの滞空時間があれば、誰かしらがヘディングにいける。少しボールは高すぎたが、うまく合わせてくれた。
中村憲剛

ゴールシーンは、ファーサイドでボールを待ち受けるような状況だった。その前に2回シュートチャンス、ゴールチャンスがあったので、3回目にやっとゴールができてよかったと思う。
レアンドロ・ダミアン

隠れたヒーロー新井章太

中村憲剛に全てを持っていかれてしまったが、サポーターの心に大きく残った大活躍を見せてくれたのが新井章太だ。
特にFKを凌いだ場面は本当に凄かった。
出場機会が少ないにも関わらず、誰よりも常に試合に出る準備を怠らず、そして結果を残す。
まさにヒーローだ。
それでいて、新井章太のGK技術は年々向上している。なんてありがたい存在なのだ。

それにしてもスタッツ的には敗けていたけれども、個々のプレーなんかでは敗けてない部分もあり、最後は憲剛の一振り(ダミアンへのアシスト)で勝利なんて素晴らしかった。
チェルシー相手ですよ?いくらプレシーズンで親善試合といってもドルトムント戦の悲劇を思えば浮かれて良いでしょう。

それにリーグ戦はまだまだ続きます。大分戦にも弾みがついたことでしょう。
いけいけフロンターレ!

フォト126枚 Jリーグワールドチャレンジ2019 川崎フロンターレ×チェルシーFC

ハイライト動画


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