ACLベスト4進出を掛けた準々決勝1legは、川崎フロンターレのホーム等々力競技場で開催されました。
先勝して優位に2leg(埼玉スタジアム)へ進みたいフロンターレは、浦和にアウェイゴール1を奪われたものの、3-1と勝利しました。
2試合で1試合の準々決勝
準々決勝は2試合のスコアの合計で勝利が決まる。
しかし同点だった場合は、アウェイゴール数が多い方が勝ちとなる為、2legは0-2で負けた場合は、スコアは2試合の合計が3-3だが、アウェイでのゴール数が浦和レッズ1なのでレッズの勝利となる。
つまりは2legもスカッと勝てば何も問題ないのだ。
フロンターレがベスト4進出の条件
第2戦で引き分け以上なら準決勝進出決定。0-2負けの場合は1勝1敗、2戦合計スコア3-3で並ぶが、アウェーゴール数が浦和1、川崎F0で浦和の逆転突破。
川崎Fが1-3負けなら、30分間(前後半各15分)の延長戦を行い、それでも決着が付かなければPK戦で勝者を決める。
走る走る家長
ゾンビのイメージって、怖いけど、ノロノロ歩いているから、剣があればフニャフニャな頭を一撃で倒せるイメージ。(もちろんテレビの中の話)
でも、もしゾンビがメッチャ走ったら?
絶対剣を構える事無く、悲鳴をあげて逃げるでしょうね。映画やドラマの中では、ありえないシチュエーションなんです。
今までは、走る家長は、走るゾンビ並みにイメージが湧かなかったのです。
ここ数試合、スタメン起用で結果を残している家長。
去年までの大宮でのイメージは、ボールを持ったら怖い選手でしたが、フロンターレのシステムにマッチしだした最近は、ボールが無いなら走って奪いに行く。
奪ったボールは放しません! そしてボールを前線に運び、パス&ゴーで裏へ回りチャンスを作る。
走る走る。まだ走るのかってくらい最後まで走っています。
もうね。。無敵ですよ。
はっきり言って、昨日の家長は無敵状態でした。
DFも上手いし、やっぱりキープ力が凄い。シャカリキに動いているように見えないのに、走っているし、以前と違い、自分が動くべき場所が分かっているようで、独特のパスワークも見ていてエキサイティングでした。
憲剛との相性も良さそうだし(キックオフ前は二人で入念に打ち合わせをしていたり)、車屋との駆け引きもエキサイティング。
そして阿部ちゃんとのお互いを気配るような動きは痺れまくりです。
つまり走る家長は、相手から見たら走るゾンビよりも怖いって事です。
もう8月も終わりですが、今年の移籍の本命だった家長が、やっと自分らしさにフロンターレのサッカーを加えて覚醒しだしたのは、本当にサポーターからしてみれば嬉しい事です。
また第2戦が終わってからどうだったかというのは分かると思いますし、また2試合目の結果によって良かったか悪かったかが分かると思うので、あんまりなんとも思っていないです。
家長昭博
相変わらずクールな受け答えも痺れる(笑)
家長の活躍で、見ていて楽しいフロンターレのサッカーが一段階グレードアップした感じは、多くのサッカーファンも虜にするでしょうな。(上から目線)
キレキレのエドゥアルドネット
そういえば、家長と同じくらい、ここ最近、調子の良いエドゥアルドネット。
特に中村憲剛のお株を奪うような、するどいスルーパスは、え!?ネットどうしたん?って叫んじゃう程、素晴らしい。
ボールを持ったら迷いが無いというか、以前のようなマゴマゴした感じが無くて、相変わらずDFも上手いし頼もしい限りです。
ACL準々決勝2leg(9/13)までは、リーグ戦2試合・ルヴァン2試合とまだまだ中3日クラスの日程が続きます。
でも次の試合が楽しみだなぁと思えるって嬉しいですね。
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