余暇の過ごし方としては平日にも、皆それぞれに楽しみはあるし、週末の過ごし方も多々あるけれど、これがサッカー観戦となると何にも代え難い楽しみとなるので別格なのです。
これは、私にとってフロンターレのサッカーは最高の娯楽であり、試合の日がワックワクなお楽しみの日な訳だけど、これを年間34回(リーグ戦だけで)も味わえるのだからサポーターライフは楽しい。
私はホームならばすべて等々力で観戦するけれど、アウェイとなると近場しか行けないのでDAZN観戦となるわけだが、これもまたTwitter片手にワイワイと楽しめる大切なイベントとなるのです。
フロンターレの試合がある朝には心はまるで遠足の日を迎えた子供のような高揚感があって、今日のタオマフはどれにしようか等考えたり、私の場合カメラをカバンに入れたりと、準備もまた楽しいもの。
我家から等々力競技場までは、徒歩で20分くらいの距離。
バスで行くこともあるし、徒歩の時も。何にしても等々力競技場が近づいてくると、これまたワクワク感が増す。
フロンパークの青い門(エアーで膨らんでるやつ)を潜るとそこはもう夢の国。
大抵の場合は試合の1時間半くらい前に付くように行く(先着で何かもらえる時は除く)。フロンパークはうちのやつの余程のリクエストが無い限りはあまり滞在時間は長くない。
そして45分前には練習が始まる為にスタンドの席に着く。キックオフまでの時間の使い方も人それぞれ。笛の吹かれる時が待ち遠しくもあるけれど、等々力で過ごす時間はどれも有意義なものなのだ。
だがしかし、そんな大切な週末が今はない。
2020年新型コロナウィルス(COVID-19)の影響でJリーグは第1節を終えた所で延期となったからだ。
当初3月15日までという期間は3月一杯と伸び、4月以降も見通しが立っていないのが現状ではないだろうか。
羽の無い鳥。キャラメルの無いプリン。クリープの入っていないコーヒー。星のない夜空。豆が入ってない枝豆。憲剛のいないフロンターレ。
今の状況でサッカーの無い週末とは、なんと虚しく寂しいものか。
それでも等々力へ行く人々
等々力緑地にある等々力陸上競技場は、我家から徒歩圏ということもあり、時折犬たちを連れて散歩に行くことがあるのです。
先日の日曜日はとても暖かかった事もあり、多くの人が等々力競技場近辺で遊んでいました。やはりみんなここに来たいのだなぁ等と感慨深く見ていました。
ちなみに桜はまだ一部咲き程度でした。
なんといっても素晴らしいのは等々力競技場はスタジアム内には入れないものの、スタジアム周辺は開放されているということ。
普段グッズ売り場や入場待ちをしている広場では、自転車に乗った子供や、サッカーボールを蹴る親子、スケボーをする若者だったり、等々力競技場をバックに記念撮影するグループ等、人それぞれにこの場所で楽しんでいます。
釣り堀からミュージアムに続く池沿いの道では、麻雀をするお年寄りだったり、ただ池を眺めている人だったり時を忘れるような、のんびりとした時間を味わえるのも緑地の魅力なのです。
等々力レストハウス(釣り堀脇の蕎麦屋さん)もやっているし、小腹が空いたらここでお蕎麦やカレーを食べるのです。
そこを抜けると「ふるさとの森」があり、のんびりと歩きながらミュージアム(今は閉館中)に行ける。
なんて贅沢な散歩道だろうか。
やっぱり等々力競技場は落ち着く。これがホームなのだ。
再びここで大歓声の中、ボールを蹴って走り回るフロンターレの選手たちを早く見たいものだ。
隠れた桜の名所でもある等々力競技場
等々力競技場周辺には多くの桜があって、花見シーズンは大いに賑わいます。
おそらく今週末くらい(3月27日~)が見頃だと思うのでお近くの方は等々力を背景に花見でフロンターレ不足を補ってください。
小杉神社の前の道は桜吹雪が美しいし、釣り堀の向こうに見える桜も等々力競技場に花を添えるのだ。このあたりは風が強いのもまたよし。
ああ 地元にこんな素敵な場所があるなんて、素晴らしい!
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