ホーム開幕を前に話題のSHISHAMO4を聴いてみた

去年あたりから私のTwitterのタイムラインを見ていると、SHISHAMOというガールズバンドの事がフォロワーさんの投稿やリツイートから見られるようになっていたから、その名前だけは知っていたのだが、
シシャモといえば子持ちししゃもしか知らない私には、若者に人気のバンドというくらいの認識で曲さえ聴いた事が無かったし、きっとマイナーなバンドなんだろうとしか思っていなかった。

ところが、今年の川崎フロンターレホーム開幕戦に始球式をするというではないか。
しかも先日のMステに出るというので視聴することにした。

ファンをスタジオを入れ、ミニライブ風に始まったSHISHAMOの演奏。
私の世代から見れば、一見冴えない風貌の女子3人組が演奏を始めた。

テレビを見終えた私は、少し感動していた「格好いい」

トリオの奏でる音はバンドそのもだ。

披露された「明日も」は、フロンターレサポータでもある彼女らがフロンターレの試合を見た時に作った曲だそうだ。

そんな話を聞かされれば黙っているフロンターレサポーターではない。
フロサポはチャントに「明日も」を取り入れ、サポータ達はCDを買い求め、すっかりSHISHAMOの虜になっているのだ。

テレビを見終えた私は早速、「明日も」が収録されている最新アルバム「SHISHAMO4」を買ってみた。

トリオが生み出す個々の音が素晴らしい

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SHISHAMOのバンド構成はドラム・ベース・ギター(VO)の三人。
バンドの基本であるが、三人で厚みのある音を出すのは難しい。
一通り聴いた感想では、みんな演奏が上手いなということ。
例えばギターでボーカルの宮崎朝子が奏でるギターのカッティングやリフは格好良いし、
後ノリの良い吉川美冴貴のドラムは心地よい
そしてベースの松岡彩。彼女は2014年に新加入した選手、いやメンバーだそうだ。
この松岡彩が奏でるベースの音色。天才だ。

そしてボーカルの宮崎朝子は歌が上手いのはもちろんだが、可愛らしくも艶っぽさもある声は、とても雰囲気がある。
色々なタイプの曲をこれからも歌いこなしていくのだろう。

最新アルバムSHISHAMO4を聴いてみて

テレビで「明日も」を聴いただけだから、どんな世界なのだろうと想像できなかった。
さっそくiphoneをスピーカーに繋ぎ、再生をしてみる。

1曲目の「好き好き!」は、いきなりエフェクトの掛かったギターリフから始まる。
「おお」と思わず声が出てしまう程格好良いではないか。

アルバム全体的には等身大の彼女たちが垣間見れる歌詞が多い。
だが、私のような世代にも何か懐かしさを感じるような普遍的なテーマが多い。
例えば「恋」や「音楽室は秘密基地」「夏の恋人」などは学生時代の甘酸っぱい思い出が蘇るし、センチメンタルを感じる曲であると同時にソングライティングの才能も光る。

タウンワークのCMでも流れる「魔法のように」はライブだったら盛り上がるのだろうなという「ラーララ」と始まる心地の良いPOPな楽曲。
思わず口ずさみたくサビも良い。

そしてラストを飾るのが「明日も」だ。ギターのカッティングから始まり、ホーンが入ってきたところで、涙が出た。
リズムアンドブルースなのだ。 なんて格好良いアレンジだ。

SHISHAMOのバンドとしてのルーツを知らないが、全体的に心地よいメロディーの影に見え隠れするブラックミュージックの雰囲気は、このSHISHAMO4以前のアルバムも、これから歌っていく楽曲、そしてSHISHAMOそのものに興味を抱くのに十分な傑作であると感じたホーム開幕戦前でした。

そしてホーム開幕戦へ

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待っていましたホーム開幕戦は1-1のドロー。かけ始めたボタンとエウソン欠乏症。

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