短いシーズンオフを終えて、川崎フロンターレが等々力に帰ってきました。
この日は3年ぶりにACLの舞台をホーム等々力で迎えました。
どんなメンバーで臨むのか注目していましたが、リーグ戦開幕を3日後に控えていながらガッツリベストメンバーで揃えてきたのには驚きました。
いや、このメンバーで臨むしかなかったのかもしれない。
なにせ、川崎フロンターレのサッカーの真髄(個人的感想)であるエウシーニョが怪我で離脱(頸椎骨折3ケ月)し、エドゥアルドも不在なのですから。
ちなみに大島僚太は、エウソンの離脱に「他の選手に出場の機会が生まれるし、活性化して良い」と頼もしいコメントをしている。
それにしても、小林悠をCFに据え、二列目に中村憲剛、家長昭博、阿部浩之と並んだ布陣は豪華極まりない。
家長のフィジカルそしてイケメンぶりは良くわかったし、阿部も惜しいシーンがあったものの、攻守に渡る守備範囲の広さはフロンターレに改めて合っているなと思いました。
試合の前半は川崎フロンターレペースで進んで行きます。小林悠のゴールで先制し、谷口のミス(ドンマイ)によるオウンゴールもありましたが、
後半になると、水原は守備を固め、カウンターで度々フロンターレサポーターを冷や冷やさせてくれました。さすがACLに出場するチームは強い。
少し気になったのは、パスの精度と距離が去年と少し違った点。
特に後半は、まだ連携が上手く行っていない為なのか、これが鬼木サッカーなのか、コンパクトでないパスが目立ちました。
そして大島僚太が、なんか凄まじいオーラを放っていたのも注目ポイント。
ドキッとするようなスルーパスを今年は去年以上に見せてくれるかもしれないと思うと、シーズン開幕が楽しみになりました。
それと奈良の復活ですね。去年活躍していながら2度に渡る骨折で長期離脱していただけに、彼の復帰は嬉しいです。
そんな訳でACLは1-1のドロー。勝ち点1を獲得したわけですが、ホームで勝てなかったのは痛い。それは痛い。
でも始まったばかり。 日程もきついし、強豪もいるけれど、水原戦での沢山の課題をクリアしていけば勝てるし、面白いサッカーを見せてくれると信じています。
あーACLのユニフォーム格好いいな。
ただ、リーグを戦っていく上では負けないことも大事だし、そういう意味では、スタートとしてもっとゲーム内容を向上させていきたいという思いはあるが、負けなかったことに対して選手を評価したい」
鬼木監督
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