悠「これまでも重要な試合で外して成長してきた」エース決めれず苦手埼スタでアウエイ不敗は17でストップ

明治安田生命J1第19節は浦和レッズと川崎フロンターレの一戦。
平日だというのに28000人以上の観客が詰めかけ、さすがレッズと唸る程スタジアムは赤一色でした。

フロンターレのサポーターも多くが駆けつけ、DAZN観戦だった私の耳にはフロサポのチャントがしっかりと響いていました。
いつもながらありがたい。

さて、試合の方はアウェーで17戦連続無敗を続けてきた川崎フロンターレが敵地で浦和レッズに敗れ、連勝は4でストップとなりました。

少ないチャンスを確実にものにした浦和のクレバーさ

監督がオリヴェイラ体制になり、レッズのサッカーは変わったように思えるが、そこにフロンターレが対応出来ていない印象がありました。
レッズはボールを持とうとせず、長いパスを出してくるのだが、そこに対応できずに早々に1点を奪われてしまった。
谷口彰悟は自分のミスというが、それよりもっと前の部分の話しだった気がします。
そして少ないチャンスを確実に得点に結びつけた興梠慎三の決定力。
これがゲームの勝敗を分けましたね。

それにしても埼スタで勝てない。忌々しい記憶が。。。ハッ

失点場面は完全にミスで申し訳ない。安い失点をしてしまった。あの1点でみんながガクってきてしまったし、試合を崩してしまったと思っている。前半からチャンスは作れていたし、攻撃は悪くはなかった。ただそれをモノにできなかった。ゲーム自体も、球際だったり切り替えのバトルの部分、完全に流れを自分たちに持っていけなかった。浦和は踏ん張る力があったし、そこは浦和の強さを感じた。自分たちもそこを逃さずにやっていれば、もっとワンサイドゲームにできていた。

谷口彰悟@川崎フロンターレ公式より

フロンターレの決定力不足を物語る小林悠のシュート

目をつむっていてもシュートが決まるときもあれば、決定機にビッグセーブに阻まれることもある。
それがサッカーではあるが、今年のフロンターレは決定力不足に泣かされている。
それは今年の得点力に露呈されている。ここまでで得点は25。
得点力不足に泣いた去年の序盤でさえ、18試合終了時では33得点あげているのだから、フロンターレサッカーにしてみればこの25点というのは寂しい数字だ。

それでもシュート数は増えている気がするし、大島僚太や家長のミドルは効果的だし、それが決まってくれば驚異であるだろう。

この試合でも16本のシュートを放ち、そのうち小林悠が放ったシュートは7本。
そう、あとは決定力だけなのだ。
頑張れ悠!頼むぞ我らがエース!

それにしても前節で広島とFC東京が勝ち点を積んでいなかっただけに、この試合は是非とも勝ちたかった。

試合後の鬼木監督へのインタビューが全てを物語っている。

── 相手が引いて守る中、決定的なチャンスが5回はあったと思います。全て11番でしたが、どのように考えていますか?

自分達のエースですし、信頼をしてずっと使っています。難しいゲームを何度も決めてきた選手ですし、今日は彼の日ではなかったのかもしれませんが、次に向けてしっかりと気持ちを切り替えてほしいと思っています。

鬼木監督@川崎フロンターレ公式より

今日は自分の責任。前半のチャンスは、動き出してマキ(槙野智章選手)とのところは自分がオフサイドだと思った。頭でそれがよぎって、シュートを打ってしまった。後半のチャンスは、脇の下のコースを狙って打てたと思ったが、周作くん(西川周作)のほうが上手だった。自分としてはあれだけ外しても、最後までゴールに向かって要求できた。自分の中では以前よりも成長できた。周りには何て言われるかはわからないが、こういう責任感のある試合で外して、自分は成長してきた。ここからまた成長していきたい。

小林悠@川崎フロンターレ公式より

ハイライト動画

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