試合開始前、蔚山がメルボルンに勝利した為、川崎フロンターレのACLグループステージ敗退が決まってしまいました。
そんな中で開催されたアウェイの地で挑んだ上海上港戦、日頃出場機会の少ない選手がしっかりと試合を見せてくれました。
出来れば勝って王者の意地を見せて欲しいところでしたが、難しい環境の中で、出場した選手たちは、鬼木監督が言った「プライドを見せてくれた」という言葉に相応しかったのではなかったでしょうか。
試合結果はアウェイの地で1-1のドロー。
グループステージの中で、普通に考えれば上出来な結果でしたが、結果今だACL未勝利ですから、最終節ホーム蔚山戦では意地を見せて欲しいですね。
もちろん私も等々力で観戦します。
目次
動画ハイライト
超フロサポ目線ハイライト
昨日の上海上港戦、私的ハイライト動画。#frontale pic.twitter.com/Qj9eIN2Qsi
— フロスキ⭐️ (@frosuki) 2018年4月5日
若手の中にあって存在感の光った大久保嘉人
できればボールを供給するよりも、ゴール前に抜け出す野生的な姿を見たかったのですが、どちらかと言えば、この日はトップに入った知念やボランチ守田をサポートするような役回りに。
最後まで集中力を切らさず前に後ろに走り回った姿には、衰えを一切感じさせないものがありました。
やっぱり常に裏を意識した動きは流石です。
リーグ戦では、周りとまだフィットしていないなと感じる時もありましたが、これからが楽しみです。
大久保嘉人@川崎フロンターレ公式
フロンターレの未来、知念と守田
ターンオーバーして臨んだこの試合のスタメンは、知念・守田が入り、奈良ちゃん・長谷川等若手主体でした。
ボランチに入った守田もボールを奪われることなく、パスを出せていましたし、攻撃にも絡んでいて、試合を通して成長していく様が見られます。
憲剛や、僚太、ネット等の良いところを吸収して成長してくれそうな守田は、中盤命のフロンターレサッカーの中にあって明るい希望でしかありませんね。
守田英正@川崎フロンターレ公式
もはや説明の必要が無い、知念慶は、スピードや高さに加え、徐々にフィジカルも強くなってきています。
こうした国際試合では自分を成長させる良い機会ですから、また得るものも多かったでしょうし、得点も決めているので自信に繋がったのではと思います。
なによりも知念は冷静に試合を見ているなと感じるプレースタイルにインテリジェンスを感じて、そこが好きです。
知念慶@川崎フロンターレ公式
武岡・奈良ちゃん・エドゥのDF
この試合で、私が一番注目していたのは、怪我から復帰した武岡。
久しぶりの実戦となった奈良ちゃんとエドゥでした。
特にCBの奈良ちゃんとエドゥは、久しぶりですし、広島戦のウォームアップでの奈良ちゃんは覇気を感じられなかったので、どうなんだろうと見ていましたが、個人的には予想を上回る出来だったかなと思いますし、次の出場が楽しみになりました。
奈良ちゃんは対人でのところを注目していましたが、良いDFを見せたシーンも多くて、あとは精神的なところ(闘志溢れるガッツ)が戻ってくれば、また頼もしい奈良ちゃんが見られるでしょうし、エドゥもやはりボールタッチが上手い。
エドゥはビルドアップというフロンターレの課題を考えても重要な選手ですし、どちらも欠かせない選手なのだなと改めて感じました。
武岡をピッチで見たのは久しぶり(11ケ月ぶり)でしたが、守備面に関しては頼れる存在でした。奈良ちゃんとの相性も良さそうでしたね。
やはり90分という事を考えると、まだ体力面等に不安もありそうですが、今後も局面によっては重要な役どころを担う選手かと思います。
W杯前後の過密日程を考えると、この試合のDF陣の働きは大きかったのではないでしょうか。
車屋先生が代表に呼ばれれば、尚更ですからね。
奈良ちゃんもエドゥもスタメンを奪い返して欲しいものです。
頑張れ!
武岡優斗@川崎フロンターレ公式
それにしてもACL決勝グループに残りたかったです。
メディアは王者の屈辱だの書いていたり、他サポから見ればリーグの恥などと言われているようですが、これがACLなので何とも言いようがありません。
言えるのは、出場したクラブとサポータだけが喜びと悔しさを味わえるのですから、こうした悔しさもまた、誉の一つと考えるようにしています。
そして今年もリーグ戦で良い成績を残して、来年リベンジといきたいところですね。
頑張れフロンターレ! いけいけ!
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