勝ち方には色々あるもんだ。
細かいパスで相手を崩すフロンターレというイメージだが、優勝争いをしていくと、様々な勝ち方が出て来る。
今までならば落としていたような試合も、時に泥臭く、時にヒーローの出現により個の力で勝つことだってあるのだ。
J1リーグ第33節 埼玉スタジアムで行われた浦和戦。
0-1と辛勝したこの試合も、そんな試合の一つとなりました。
家長鬼神の突破からの先制点
先制点のゴールを奪ったのは、自身初のシーズン20得点目をあげた小林悠。
そのアシストをした家長のプレーが素晴らしかった。あんな突破見たことがない!ってくらい本当に凄かったです。(動画を見てもらわないと説明できない)
最近はゴールシーンよりも、中盤でボールを動かすシーンが多い家長なのだが、そのどのプレーも1得点に匹敵するような活躍が多く、サポーターの心を鷲掴みにするのだ。
とにかく岩のように重く、大木のように大地に根を覆うようなフィジカルは、それだけでチケット代を払う価値がある。
試合終了後は、座り込み、足を吊る事もある程のスプリントと献身的なプレーは、まさに「ありがとうアキ」なのだ。
今日は先制点の後は、浦和の攻撃に追い詰められた場面も多々あったものの、守備もよく頑張った。
ACLの悪夢もよぎりましたが、泥臭く勝ち点3を取ってくれました。(拍手)
「本当に苦しい試合だったが、チーム一丸となって勝つことができた」
小林悠
残り1試合とにかく勝つしかない
中2日で行われる最終節は、ホーム等々力での大宮戦。
一方首位に立つ鹿島は、ジュビロとアウェイで戦う事となる。
川崎フロンターレが優勝するには、大宮に勝ち、鹿島が磐田に引き分けか敗戦しなければならない、鹿島次第な条件だが、波はフロンターレにある。
満員の等々力競技場で「等々力劇場」を見せるか!
ああ、土曜日が待ち遠しい。
選手にしてみれば中2日という厳しい条件だけれども、最後全力で勝ってほしいですね。
もちろん私も等々力で喉を枯らす覚悟です!
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