金Jナイト(フライデーナイトJリーグ DAZNプレゼンツ)と称される平日開催の第二節は鹿島戦。
オリジナルベースボールシャツを先着10000名にプレゼントという大盤振る舞いに、開門2時間半前(シーチケ先行入場時刻)からフロンパークは凄い賑わいでした。
私も早退して等々力競技場入場口に4時半頃に並びましたが、私の番でも もらえるのか不安になるくらい既に長蛇の列でした。
結果として5時の通常客開門時間過ぎて入場した人も少しはもらえたようでした。(万歳)
それにしても5時に一度客席に座ったのですが、いつも以上に人が入っていましたね。
みんな会社どうしたんだ。。。って誰もが思っていたかもしれません。(笑)
発表された観客は23,927人。凄いです。
目次
まさに値千金、フリーキックで決めた憲剛の技ありゴール
中村憲剛の先制ゴラッソ。まさに値千金という言葉が相応しいゴールでした。
中村憲剛という選手は、ありとあらゆる場面でその凄さを思い知らされますが、フリーキックを決めた時はひとしおです。。
日本には中村俊輔というフリーキックの名手がいますが、いやいやどうして中村憲剛という選手も並び立っているのです。
蹴る前の静寂さ、蹴った後ネットに突き刺さり、僅かな間の後にスタジアムを包む歓声。
これだけでもチケット代を払う価値がある、まさにそんなゴールでしたし、帰ってから何度もDAZNやYOUTUBEで見てニヤけてしまうゴラッソでした。
中村憲剛@川崎フロンターレ公式より
ダミアンを使い続けるのか、それとも
開幕戦はシュート0だったダミアン。
第二節の鹿島戦では前半に2本のシュートを放つも、後半は0。
この原因は、阿部ちゃんが後半69分にダミアンと変わって入る事で判明したのです(私調べ)。
今のフロンターレに選手が加入すると、最初に当たる壁だとは思うのですが、ダミアンも同じく独特の速いパス回しに参加出来ていないと感じます。
これは、今までしてきたサッカーのスタイルの差もあるかもしれませんし、自分の役割を完全に理解していないのかもしれません。
レアンドロ・ダミアン@川崎フロンターレ公式より
憲剛と家長が前のスペースを開けるべくパスで崩しにかかるのだが、ここにダミアンが加わってこない。
個人技の素晴らしさは随所に見られたのだが、攻撃のところでダミアンは良いボールが来るまで待ってしまっているシーンが多く見られました。
ここにあの大きな体で割って入り、フロンターレ独自の崩しが完成すれば決定機はもっと増えるのだろうが、それならばダミアンで無くても良いという議論も成り立ってしまうから悩ましいところだ。
これは昨年の序盤、鬼木監督がスタメンに知念を使い続けた感じと似ている。
昨年のMVP男である家長のフロンターレ加入1年目がそうだったように、そう簡単にはフィットできないのかもしれないが、ACLという舞台で考えればまた違ってくるのかもしれない。
確かに少なかったけど、それ以外の部分で味方にスペースを空けるとか、チャンスを引き出すとか、そういうシーンは多く出せたと思ってる
レアンドロ・ダミアン@サッカーダイジェストより抜粋
阿部ちゃん登場で変わった攻撃の息吹
後半69分に阿部ちゃんがダミアンに変わって入ると、憲剛、家長と共に面白いように速いパスが回りだしました。
ああ、久しぶりにフロンターレのサッカーだ。。
そう思うと、一気に得点の匂いがしてくるのです。残念ながら逆転とはなりませんでしたが、これが優勝チームのサッカーだというところは見せてくれました。
試合前から阿部ちゃん待望論はSNSで多く見られました。
ACLやカップ戦を制覇する為には層の厚さは必要なわけですが、昨年の優勝メンバーを控えに廻すことの難しさを痛感しました。
他にも学・ハセタツと、他のクラブならばエース級の選手が控えにいるわけですよね。
ふぅ、まったく悩ましい。
フロンターレの弱点となり得る右サイドバック
マギーニョにしても馬渡にしても、パスの間合いや反応が、少し遅いし、それなりに馬渡の方が攻撃に参加しているように見えるのですが、そうすると守備の面で不安になるシーンがあります。
これだけ攻撃に参加していると守備が間に合わなくなり、背後を取られがちになり、カウンターを食らってしまうのです。
他にも1本のパスで打開されてしまう(失点シーン等)展開はまさにフロンターレの弱点です。
こうしてみると、守備しないなんて言われていたエウソンは凄かった(守備面で)んじゃないかなどと、知人との話で盛り上がってしまいました。
こうしたフロンターレ対策をしてくるチームはこれからも続くでしょうから、鬼木監督の修正手腕に期待したいところです。
2戦終わって勝ち点2。
すでにネガティブな声も聞こえる(SNSの特性)のですが、まだまだこれから。
2連敗じゃないんですからね。
そして来週からはACLも始まり、いよいよ過密日程がスタートです。
選手もサポーターも疲れないように体調バッチリにしてがんばりましょう。
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